まずは全フロアを一通り見てみます
「ショップ情報」では、PC-UNIXについては老舗であり、システム構築からPCのパーツ、ソフトウェア販売まで幅広く事業展開する「ぷらっとホーム(秋葉原店舗 101-0021 千代田区外神田1-11-4 ミツワビル3階/4階/5階)」にご協力いただき、Linux関連製品のおすすめ情報などを紹介します。
第1回目は「全フロア一回り編」と題し、ぷらっとホーム店舗内を駆け足で紹介します。お店の位置は、同社のWebページを見ていただくとして、各フロアは、
- 3階=PC/AT互換機パーツ、組立キット、周辺機器
- 4階=ソフトウェア各種、Sun/SGIワークステーション
- 5階=ネットワーク機器、Plat'Home Factory製品、19インチ(EIA)ラックマウント製品
といった構成になっています。
3階:PC/AT互換機パーツ、周辺機器
では早速3階からレポートしていきましょう。
Kingston DATA EXPRESS DE300i-SW 5万9800円、DE300i-SW用ホットスワップ用ユニットDX300-SW/H 2万4800円。 3台のハードディスクを内蔵可能なユニットです。PCの5インチベイ(2段分使用)の中にスッポリ収まり、PCとはSCSI経由でやりとりします。ホットスワップのためのユニットも別売りされています。もっと価格が安い製品もありますが、信頼性ならばこれ、とのこと。 |
Tyan Computer S1836DULAN-BX 5万9800円。 デュアルPentium II、III対応のマザーボード。「デュアルプロセッサはCeleronではなくて、きちんとPentiumで動かしましょう!」とは、3階担当、坂さんの弁。 |
Logitech MouseMan 2480円。 実は密かに人気なのが、3ボタンマウス。ぷらっとホームでは、2ボタンマウスよりも3ボタンマウスのほうがよく売れてしまうそうです。 |
4階:OSをはじめとしたソフトウェア製品各種
最近のLinuxパッケージ製品ラッシュで、4階はかなりにぎわっています。今回は、各ディストリビューションをひととおり眺めてみましょう。
Vine Linux 1.1 Commercial Release 5800円(ワイン付き) 購入者にはもれなく「VineLinuxワイン」がプレゼントされます。日本語環境を使いたいなら、Vineは無難な選択だとか。 |
日本語redhat Linux5.2 Re1.2 7980円。 日本語redhat Linuxの最新パッケージはVAIOやLibrettoに対応し、英語版のRed Hat6.0(英語版)も収録されています。こちらも発売されたばかり。商用アプリケーションサポートも豊富です。 |
DEBIAN GNU/LiNUX 2.1 4800円。 Debian JP ProjectのOfficial CD-ROMです。 |
SLACKWARE 4.0 3480円 |
FreeBSD 3.2 3480円。 Linux関連ではありませんが、当然FreeBSDも。 |
B-Right/V 8900円。 こちらもLinuxではありませんが、なんとBTORONがお買得価格に。発売1周年キャンペーンで安くなっています。 |
Cygnus GNUPro ToolKit(Linux用 C/C++開発環境) 8680円。 Linux関連ではほかにも、Cygnusの開発ツール各種がおすすめとのこと。CygnusはCPUのコンパイラなどを作っている、定評のあるメーカーです。 |
4階のレジ付近には、キャラクターグッズも山盛りでした。
Sun Microsystemsのバッグ。 |
SPAM貯金箱 300円。 お金が貯まるかどうかは分かりませんが…… |
SPAMトレイセット 1500円。 朝食にSPAMを! ちなみに、(http://www.spam.com/)は一度のぞいてみることをおすすめします。 |
5階:ネットワーク機器
ラックマウントPCやネットワーク機器をはじめ、UNIX向けのPCや、UPSなどほかのお店ではお目にかかれない製品がたくさん置かれていました。
CompactStation 12万5000円(送料込み、各種OSプリインストール可)。 TurboLinux 日本語版4.0が発売されて注目なのが、コンパクト筐体が特徴の「CompactStation」です。TurboLinux 日本語版4.0にOSS(Open Sound System PCIオプション付き)が同梱されたことにより、いままではLinuxでは使えなかったCompactStationのサウンド機能が使用可能に。店内では、早速スピーカを取り付けてデモンストレーションをしていました。 CPU Celeron-300MHz、メインメモリ 64MB、HDD 6GB(IDE)、CD-ROMドライブ 24倍速(ATAPI)、ビデオ ATI 3DRagePro 8MB(オンボード)、ネットワーク Intel 82658(オンボード) |
ソリトンシステムズ Soliton NIC-155 9万8000円。 続いてソリトンシステムズのATMカード「Sliton NIC-155」。このATMかアダプタは、Linux用のドライバがICA(Institute for computer Communication and Applications)のWebページで公開されています(http://lrcwww.epfl.ch/linux-atm/)。 とはいえ、ドライバの公開がされているだけでサポートが行なわれているわけではありません。そこで、ぷらっとホームではテスト貸し出しも行なっているとのことです。 |
FLORA220CX for Linux PLATHOME Edition 29万8000円。 Linuxノートマシンも販売。日立製作所のFLORA 200CXに、Windows 98と日本語redhat Linux5.2をプリインストールした「FLORA220CX for Linux PLATHOME Edition」。デュアルブートも可能です。 |
今回はツアー的な内容になりましたが、今後は新製品やおすすめ製品、話題のあのハードウェアのレポートを含め、週1回更新の頻度でレポートしていきますのでお楽しみに!
※ この記事に記載された価格は、取材当時の店頭小売価格です- Kingston DATA EXPRESS DE300i-SW 5万9800円
- DE300i-SW用ホットスワップ用ユニットDX300-SW/H 2万4800円
- Tyan Computer S1836DULAN-BX 5万9800円
- Logitech MouseMan 2480円
- Vine Linux 1.1 Commercial Release 5800円(ワイン付き)
- 日本語redhat Linux5.2 Re1.2 7980円
- DEBIAN GNU/LiNUX 2.1 4800円
- SLACKWARE 4.0 3480円
- FreeBSD 3.2 3480円
- B-Right/V 8900円
- Cygnus GNUPro ToolKit(Linux用 C/C++開発環境) 8680円
- SPAM貯金箱 300円
- SPAMトレイセット 1500円
- CompactStation 12万5000円(送料込み、各種OSプリインストール可)
- ソリトンシステムズ Soliton NIC-155 9万8000円
- FLORA220CX for Linux PLATHOME Edition 29万8000円