PJEの中心的な開発メンバーの、はね氏らが結成したVine Projectによって開発が進められている新しい国産Linuxディストリビューション「Vine Linux」のVer.1.0 beta1が公開された。
Vine Linuxは、すでに隔月刊誌「Linux Japan 1999年3月号」の付録として収録されるなど、Ver.0.9 beta7が一般に公開されていたが、それと、今回のVer.1.0 beta1との違いは以下のとおり。
- 日本語インストーラの装備
- glibc2に直接手を入れて行なっていたwcsmbs対応を、libwcsmbsによってプリロードする方式に変更(これにより、“LANG=C”の場合に完全にredhat Linux 5.2と同じ環境となる)
- X Window Systemで日本語106/109キーボードに対応
- 3c59x.c、eepro100.cのドライバを更新
- ウィンドウマネージャー『WindowMaker』をバージョンアップ
- VineによるPPxP対応の不備を修正
Ver.0.9 beta7からのアップグレードインストールも可能となっている。今後、正式公開版となる1.0へ向けて、ベータテストユーザーからのフィードバックを受けてバグフィックスを行なっていくほか、
- 日本語インストーラの装備
- glibc2に直接手を入れて行なっていたwcsmbs対応を、libwcsmbsによってプリロードする方式に変更(これにより、“LANG=C”の場合に完全にredhat Linux 5.2と同じ環境となる)
- X Window Systemで日本語106/109キーボードに対応
- 3c59x.c、eepro100.cのドライバを更新
- ウィンドウマネージャー『WindowMaker』をバージョンアップ
- VineによるPPxP対応の不備を修正
といった作業を行なっていくとしている。