2月18日~20日の3日間に渡って、千葉・幕張メッセで開催されている“MACWORLD Expo/Tokyo '99”に、アップルコンピュータ公認のユーザーグループとして“Japan PPC Linux Users Group”(JPLUG)が出展している。JPLUGは、PowerPCで動作するLinuxディストリビューション『LinuxPPC』を利用するユーザーの集まりで、LinuxPPCの普及と、Linuxコミュニティのためのイベントやサービスを企画、実行することを主な活動目的としている。
ユーザーグループブースの一角に陣取ったJPLUGは、iMac、PowerMacintosh、PowerBookにインストールした『Linux for PPC』をデモンストレーションし、珍しそうに足を止める来場者に、MacintoshでもLinuxが使えることをアピールしていた。JPLUGによれば「昨年のMACWORLDでも出展していたが、今年のほうが“あのLinuxがMacintoshで使えるのか”というように、興味を持ってくれる人が多い」と語っていた。
なお『Linux for PPC』は、3月に(株)マインドから初の製品版が販売されるほか、今月号の『MAC LIFE』に付録CD-ROMが添付されている。
Linux for PPCの画面 |
今回の出展を準備したJPLUGのコアメンバーの面々 |