ソニー(株)は19日、サイバーショット「W」シリーズの新製品「DSC-W270」と「DSC-W220」を発表した。価格はオープン。想定実売価格はそれぞれ、3万3000円前後、2万5000円前後。発売はそれぞれ3月13日、3月6日の予定。
HD動画撮影に対応したDSC-W270
ミドルクラスのDSC-W270は、1/2.3型有効1210万画素(従来機1010万画素)のCCD、広角28mmからの光学5倍ズームレンズ、光学式手ぶれ補正を搭載する。
注目の機能はHD動画撮影。MPEG-4 Visual圧縮方式のMP4ファイルフォーマットを採用した、720p(1280×720ドット)動画を記録可能だ。
さらに新規機能として「顔動き検出」を搭載する。人間の顔の動きを感知し、ISO 感度やシャッタースピードを調整し、失敗撮影を防げるという。
操作系も改良され、以前は9つあったモードダイヤルが5つに簡略化され、削除ボタン、スマイルシャッター専用ボタンが追加された。
カメラ任せでキレイに DSC-W220
エントリーモデルのDSC-W220は、1/2.3型有効1210万画素(従来機720万画素)のCCD、広角30mmからの光学4倍ズームレンズ、光学式手ぶれ補正を搭載する。
大幅な高画素化と、撮影時に自動で最適な設定が選ばれる「おまかせシーン認識」機能が追加されたのが特徴だ。