複数で使うことを想定したプロ版の作業効率化
本ソフトにはスタンダード/プロ版の2製品があり、後者は大規模なチャートを共同で作成したり、作業の効率化を図る機能が充実している。プロ版では、パーツの追加や複数のパーツを組み合わせてオリジナルのステンシルパーツを作成できるので、使い回せるように登録しておくといい。また、レイヤーの共有はファイル内に同じパーツを使いたい場合に便利だ。「Microsoft Visio」のデータを直接開いて利用できるのも、グループワークではポイントだろう。
プロ版のみで使える機能 | |
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サブグラフ | 図形の中に、複数の図形で構成するチャートを格納できる。隠したり開いたりできるため、巨大なチャートを作る際に便利 |
Visio対応 | マイクロソフトのVisioで作成したファイル、ステンシル、テンプレートを、直接開いて利用できる |
SVG形式の書き出し | 「SVG」形式での書き出しも可能。「SVG」形式はビットマップデータとベクターデータをレイヤーで分けて保存する形式だ |
図形の合成 | 複数の図形を組み合わせて、独自のパーツを作成できる。同じ図形を何度も繰り返し描画する手間を省ける |
画面表示機能の強化 | 大きなサイズのチャートを作成する際は、複数の編集ウィンドウを開く機能が便利。画面全体で表示するプレゼンテーションモードもある。 |
【Conclusion】
○ 配置換えをしても線が自動的に維持されるうえ、自動レイアウト機能などが使いやすいので、チャートを迅速かつ美しく作成できる。
× 用途が絞られるので、組織図・ワークフローといった特定の用途に使う場合はいいが、目的が明確でないと割高感がある。
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