Eee PCで最大サイズ!
25日、ASUSのNetbook/UMPC「Eee PC 1000H-X」が発売された。過去、国内のEee PCシリーズではストレージにSSDを採用するモデルしか売られていなかったが、1000H-Xでは初めてHDDを搭載。従来のSSDモデルに比べて、大容量かつ高速なデータの読み書きを実現している(関連記事)。
もうひとつ1000H-Xで特徴的なのが、下表のように液晶ディスプレーのサイズがラインアップ中、最も大きい10.2型ということ。それに伴って本体やキーボードも大きくなり、重量も増えた。このサイズの変更が何をもたらすのか、900-Xと比べた写真を中心に見ていこう。
型番 | 液晶サイズ | 解像度 |
---|---|---|
1000H-X(160GB HDD搭載) | 10.2型 | 1024×600ドット |
901-X(12GB SSD搭載) | 8.9型 | |
900-X(16GB SSD搭載) | ||
701SD-X(8GB SSD搭載) | 7型 | 800×480ドット |
4G-X・4G-XU(4GB SSD搭載) |
同じ解像度でも見やすい
1000H-Xの液晶ディスプレーは10.2型だが、解像度は従来の901-Xや900-Xと同じ1024×600ドットだ。同じものを表示すれば、当然、1000H-Xのほうが大きく映し出される。「疲れ目で小さい文字が読みにくい……」という人には1000H-Xのほうが見やすいだろう。
ただ、縦600という解像度については、人によってはせまいと感じるかもしれない。主なウェブサービスを下に表示してみると、主たるコンテンツがファーストビュー(スクロールせずに表示される部分)に収まらないことがあった。個人的には慣れの問題だと思うが、気になる人は事前に確かめておいたほうがいいだろう。