先日のワンダーフェスティバルの事故の影響によるエスカレーター停止措置や、行政指導による来場者への手荷物検査の実施、西ホール屋上からコスプレ広場の移動など、晴海から有明へと大移動が行われて以来、とも言われる大々的な変更が行われた「コミックマーケット74」(以下夏コミ)が、本日8月15日から8月17日までの3日間に渡って東京は江東区有明に位置する国際展示場“東京ビッグサイト”にて開催される。
なお、2007年12月末に開催されたコミックマーケット73では約50万人以上が参加しており、今回も同様の人出が予想されることから、まさに名実ともに世界最大のオタクの祭典と言えるだろう。
開場30分後の東ホールエントランス部分。すでに目的の物を購入し終えて、ベンチに座って、購入物を友達と分配する人の姿多数みられた
開場1時間後の東1、2、3ホール側の人気サークルの列。これもコミックマーケットスタッフ立会いのもとで撮影
今回からコスプレ広場が移動したことで、企業ブースのみとなった、西3、4ホールへの階段。西ホールのエスカレーターは終日運行停止のため、企業ブースに向かう全ての人はこの階段を通らなければならないのだが……開場2時間が過ぎても、混雑は解消されず
元コスプレ広場だった、西ホールの屋上部分。コスプレ広場部分は企業ブースの列の待機場所となっていたほか、通路には大きく企業スペースのマップが張り出されていた
終日運行が停止していたエスカレーター
西3ホールも企業ブースに開放されたため、通路が広くなっていた企業スペース。某メーカーのスタッフは「列を通すのがすごく楽になりました。コスプレイヤーさんたちには申し訳ないですが、この判断は良かったと思います」と話していた
西3、4ホールのトラックヤードには例年通り長い長い、とても長~い企業ブースの待機列が一重二重と折れながら作られていた
炎天下の下で企業ブースの販売物を購入するため列に並んでいるファンのために、霧吹きを使って涼を与えていたのは、ジョイまっくす氏
人気ブースはトラックヤードのスロープの下のほうまで列が伸びていた
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