日本通信が7日から開始するモバイルデータ通信サービス「b-mobile3G」は、NTTドコモのFOMA(3G)ネットワークを使うMVNO(仮想移動体通信事業)だ。
最大の特徴は、大手量販店などの店頭で販売されるパソコン向け端末(製品名は「b-mobile3G hours150」)にデータ通信料金とインターネット接続料金が含まれている点。簡単な開通手続きが必要だが、回線契約などをしなくても使用できるのだ。
開通手続きは、所定の番号に携帯電話機かPHSで電話をかけ、音声ガイダンスに従ってパッケージに記載されている電話番号を入力するだけ。そのほかの個人情報の入力は一切不要で、手続き終了後15分程度で開通となる。通信速度は下り3.6Mbps(理論値)となる。
サービス当初の端末はUSB接続タイプ(中国のZTE製)のみ。150時間分のデータ通信料込みで価格は3万9900円。データ通信の追加利用については、料金も含め秋以降に対応する予定だ(3万円強ぐらいの見込み)。