今、再び低価格ミニノートがアツイ! 工人舎の「SC」、Acerの「Aspire one」、ASUSの「Eee PC 901」など、次世代ミニノートの国内発売が相次いでいる(関連記事1、2、3)
MSIの「Wind Notebook U100」もそのひとつ。人気の高い製品で、発売後も売り切れ状態が続いている。その魅力はどこにあるのか? 写真を中心に見ていこう。
ニコニコの「弾幕」もOKな処理能力
Wind Notebook U100は、CPUにAtom N270(1.60GHz)を搭載したミニノート。この手のマシンとしてはやや大型の10インチ(1024×600ドット)液晶ディスプレーを搭載する。メモリーは1GB、HDDは80GB、OSはWindows XPで、予想実売価格は5万9800円。
触ってみて率直な感想は、「ここ最近のミニノートではトップクラスにバランスのいいモデルなのでは?」というものだ。
まず処理能力だが、低価格ノートにありがちな、もっさり感はなかった。起動時間も、「ようこそ」の文字が表示されるのに35秒、デスクトップが表示されるまでは45秒。XP機としてはなかなか優秀だ。
VIA C7搭載機などのミニノートでよく見られた、ニコニコ動画のコマ落ちも、Wind Notebookではほとんど見られなかった。画面がコメントで埋まる「弾幕状態」でもまったく問題なし。DVD動画も問題なくスムーズに再生できた。HDDは80GBの容量があるので、メディアプレーヤーとしての使い勝手もよさそうだ。1時間使っていても、本体がほとんど熱くならなかったのもポイントが高い。