日立電子サービスは、「Webvisor 入退室管理システム」の機能強化版を発売した。強化ポイントは、アクティブRFIDへの対応。
映像監視記録と連携、ログ管理ソフトとの組み合わせも
「Webvisor 入退室管理システム」は、ミューチップやFelicaなどのICタグ、生体認証といったさまざまな認証方法に対応した入退出管理システム。社内の扉ごとに設定したセキュリティレベルに応じて入退出を制限したり、記録をログとして残すことができる。
今回の機能強化では、新たに「アクティブRFIDタグ」による認証に対応。従来のカード型や生体認証では難しかった、病院の手術室や食品工場などの衛生上両手を使えないケースでの利用が可能となった。
また、認証情報とカメラによる映像監視記録の連携を強化し、きめ細かな運用をできるようにした。さらに、同社が販売する統合ログ管理ソフト「SecureEagle/SIM」とも連携。入退室/映像監視の記録とサーバ/PCのアクセス記録など、200種類以上のセキュリティログの相関関係を分析し、異常を検知することができる。
価格は、1拠点/3扉までの場合で600万円から。