(株)ライフボートは26日、独Paragon Software Group社製のHDDデータ消去ソフト「LB デリート ワークス8」を発表した。3月14日に発売する。価格は、一般ユーザー向けのシングルライセンスが5250円から、企業ユーザー向けのボリュームライセンスが4725円から。
LB デリート ワークス8は内蔵型HDDに加え、新たにUSB接続型HDDのデータ消去に対応するのが特徴。なお、フラッシュメモリーなどのUSBデバイスには対応しない。パラレルATA(IDE)やシリアルATA、USB接続に加えて、IEEE1394やSCSI、SAS(シリアルアタッチドSCSI)などの接続方式にも対応する。米国国防総省が採用している「DoD5220.22-M」方式や、高い機密度を誇るという「ピーター・グートマン(Peter Gutmann)アルゴリズム」など10種類の消去方式の選択に対応する。
また、データ消去はウィザード方式で、初心者でも数ステップで簡単に完了できるという。なお消去はドライブ単位で行ない、ファイル単位のデータの消去には対応していない。
インストールが不要で、Windows、Linux、Solaris、OS/2、NetWareなど、パソコンで動作するすべてのOSに対応するとしている。