(株)バッファローは30日、消費電力を最大で約75%節約するというUSB接続の外付けHDD「HD-ESU2」シリーズを発表した。
本製品は一定時間アクセスがないとHDDの回転を停止し、通常の待機時と比べて消費電力を約75%削減するという「省電力モード」に切り替えるソフト「省電力ユーティリティ」が付属する(対応OSはWindows Vista/XP/2000)。また、USBの実行転送速度を向上するという「TurboUSB」機能を搭載するほか、(株)東芝の液晶テレビ「REGZA Z3500」シリーズ(関連記事)と接続することで直接ハイビジョン放送を録画できる。
ラインナップは、容量250GBの「HD-ES250U2」、320GBの「HD-ES320U2」、500GBの「HD-ES500U2」の3製品。予想実売価格はそれぞれ1万4600円、1万5700円、2万3200円。発売はHD-ES250U2が2月上旬で、そのほかの2つが1月下旬となる。
また、iSCSIに対応するNAS「TeraStation IS」シリーズの新製品も発表された。縦置きタイプと、19インチラックに搭載可能なラックマウント対応タイプの2種類で、それぞれ容量別の3製品を用意する。
いずれも設計は「TeraStation PRO」シリーズと同様で、RAID機能(1/5/10)に対応。PC/サーバーに「iSCSIイニシエータ」をインストールすることで、ローカルディスクとして使用できる。ドライブユニットは前面から取り外し可能な、メンテナンスの容易な設計となっている。
ラインナップは縦置きタイプが1.0TBの「TS-I1.0TGL/R5」、2.0TBの「TS-I2.0TGL/R5」、4.0TBの「TS-I4.0TGL/R5」の3製品。予想実売価格はそれぞれ14万円、16万円、29万円。ラックマウント対応タイプが、1.0TBの「TS-RI1.0TGL/R5」、2.0TBの「TS-RI2.0TGL/R5」、4.0TBの「TS-RI4.0TGL/R5」の3製品。予想実売価格はそれぞれ15万円、17万円、30万円。いずれも2月中旬に発売する。
インターフェースは10/100/1000BASE-T×1、USB×2。縦置きタイプは本体サイズが縦置きタイプが幅170×奥行き310×高さ235mm、重量が約8kg。ラックマウント対応タイプは本体サイズが幅430×奥行き423×高さ85mm、重量が約10kg。対応OSはいずれもWindows Vista/XP/2000/Server 2003 SP1以上。