劇場版「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」で冒頭にアムロが搭乗していたMS「RGZ-91 Re-GZ」のHG版が発売となっていた。Re-GZといえば、設定ではZガンダムのMS形態時のみをコピーして設計された中途半端なMSといった印象が強い。冒頭でこそアムロが操縦していたが、νガンダムが登場したとたんに脇MS化してしまった。シャアからは「なさけないMS」、強化人間のギュネイからは「ガンダムもどき」と散々な呼ばれ方をしているかわいそうな子なのだが、今回発売されたプラモの完成度は高そうだ。
駆動部分にはHGシリーズでもお馴染みの構造を採用しているため、劇中と変わらぬポージングが可能となっているほか、サーベルラックやグレネードランチャなどのギミックも忠実に再現されている。MS形態のほか、付属のバック・ウェポン・システムを使うことでスペースファイター形態への変形も可能。もちろんバック・ウェポン・システムとRe-GZを分離させて、ポージングをすることも可能となっている。久しぶりに登場したUC時代のMS、お値段は2000円前後となっていた。
この日に発売されたガンプラのもう1体は、現在放送中の「機動戦士ガンダム00」に登場する「ティエレンタオツー(ソーマ・ピーリス専用機)」のHG版だ。すでに量産タイプが発売され、高い完成度で仕上がっていたこともあり、ファンの期待値は高いようだ。モモの部分には多重関節、膝には二重関節にしているなど、数多くのポージングができるように工夫が凝らされているという。こちらの商品は1100円前後で販売されていた。
グラディウスのプレイヤー機として名を馳せた名機「ビックバイパー」。同じコナミの製品ということでスカイガールズに登場していることに気がついているファンも多いと思う。そんなスカイガールズ版のビックバイパーが発売となっていた。
FCグラディウス版の機体設定に比べると、1/3程度のサイズとなっているほか、動力も核融合エンジンと現実的な仕様になっているようだ。機体が小さくなってスペックダウンしているかと思いきや、兵装はオプションが4個になっているなど、重装備化が施されている。スカイガールズファンのみならず、ビッグバイパーを知る人は、3300円前後と比較的安価なので、ぜひ手にとって貰いたい。