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ネットビジネス新流儀 第3回

ユーザーの思いを大切にすることが、共感を生み、好循環につながる

魔法のiらんど

2008年02月07日 17時53分更新

文● 根岸智幸(ずばぴたテック) 写真●小林 伸

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ケータイから新しい文化を育てたい


―― もともとは違う社名だったんですか?

 以前はティー・オー・エスという社名でした。2006年の4月にシステム部門を分社化して、我々は株式会社魔法のiらんどに社名変更しました。それまでは受託系の仕事が中心だったので、背広にネクタイを締めて仕事をしていたんですよ(笑)。

―― CGM専業って凄い選択と集中ですね

 毎年増収増益だった会社が「魔法のiらんど」を始めた年は大赤字で銀行もあきれていました。3年目に着メロブームで黒字化したんですが、それは必ずしも目指す方向ではなかったので、ユーザーの表現活動という原点に戻りサービスを充実させていきました。ケータイから新しい文化が生まれ、それを育てていくのが我々の仕事だと思っていましたから。

取材:2007年4月18日(名称・数字・肩書・サービス名などは取材当時のものです)


根岸智幸氏

筆者紹介──根岸智幸(ねぎしともゆき)

1963年生まれ。アスキーのPC雑誌の編集長をつとめる合間に、レストランのクチコミコミサイト「東京グルメ」(現ライブドアグルメ)を構築。現在は独立し、有限会社ずばぴたテックとして、「本が好き!」など、ウェブコミュニティの企画・開発・運用を請け負っている。 

■根岸氏のサイト

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