アキバ新名物となったラーメン缶に「博多ラーメン缶 とんこつ」味と、替玉という新境地を切り開いた“はかた寿賀や”から「大江戸ラーメン」、「坦坦麺」というニューフレーバーが近日登場予定となっている。
ASCII.jp編集部では一足早くサンプルを入手することに成功したので早速、味や食感についてレポートする。なお、今回入手した製品は製品出荷前のサンプル品につき、製品版と異なる場合があるので、予めご了承いただきたい。なお、発売時期は12月中旬から下旬の予定だ。
まず、味レポの前にパッケージをよく見ると、「坦坦麺」は中華風柄、「大江戸ラーメン」が和風柄が特徴となっている。
また「大江戸ラーメン」には“JAPANESE RAMEN NOODLE”や“This is the Tokyo-style canned ramen noodles!! Now you can enjoy yummy ramen noodles whenever you want!”
などの英語表記も見られる。国際観光都市アキバを象徴するかのような英語表記は、外国人観光客への売り込みも視野に入れてのことだろうか。
なお、坦坦麺に関しては英語などの説明文表記は見られなかった。
坦坦麺
大江戸ラーメン
坦坦麺
大江戸ラーメン
まず、基本的に先に登場した全ての麺缶と同様こんにゃく麺を採用しているため、“こんにゃくっぽさ”“しらたきっぽさ”が感じられる。
「大江戸ラーメン」では、そのこんにゃくっぽさを消すためか隠し味に生姜を使用し、鶏ガラしょうゆ味と相まってサッパリ感が際立っていた。一方、「坦坦麺」は、スープベースの味付けが濃いため、こんにゃく麺を意識することなく違和感無く食べ進むめるのが特徴だ。具材に関しては文句なく「大江戸ラーメン」の方が多く、チャーシュー、メンマ、なるとが入る。一方「坦坦麺」はひき肉のみとややさみしい印象となる。
なお、味に関しては、以前行なったサンプル試食で好評だったカレーうどん缶と同様、ASCII.jp編集部ではこんにゃく麺を使用した麺缶類は濃い味付けがベストという意見が多く「坦坦麺」の方が人気が高かった。
あえて言えば、あっさりしたダシ風味を楽しみたい人は「大江戸ラーメン」、ピリ辛こってり感を楽しみたい人は「坦坦麺」といったところだうか。今から12月の発売が楽しみなラーメン缶といえそうだ。