(株)アイ・オー・データ機器は21日、ネットワークHDD(NAS)「LANDISK Home」シリーズの新製品として、本体を小型化した「HDL-GS」シリーズを12月中旬に発売すると発表した。250GBモデル「HDL-GS250」、320GBモデル「HDL-GS320」、500GBモデル「HDL-GS500」、1TBモデル「HDL-GS1.0T」の4製品をラインナップする。価格は順に、2万3200円(税別、以下同)、2万5300円、2万9600円、7万1100円。
HDL-GSシリーズは「LANDISK Home」シリーズと同等の豊富なネットワーク機能を持たせながら、搭載HDDを1台とすることで小型化と低価格化を図ったNAS。背面のUSB端子にデジタルカメラやUSBフラッシュメモリーを接続すると、自動的に静止画を取り込む機能を備えている。取り込んだ写真はパソコンだけでなくWiiやプレイステーション3からも確認・整理が可能だ。Wiiやプレイステーション3からHDL-GSシリーズにアクセスするときは、各ゲーム機のウェブブラウザーを利用する(PS3はDLNA接続も可)。
ネットワーク機能としては、「DLNAガイドライン 1.0」に対応したDLNAサーバー機能を搭載しており、HDL-GSシリーズ内のコンテンツをパソコン側のDLNAクライアントソフトやDLNA対応テレビなどで視聴できる。また、iTunesサーバー機能を備えており、HDL-GSシリーズ内の音楽ファイルをネットワーク上のパソコンのiTunesからでも再生できる。さらに(株)東芝の液晶テレビ「REGZA Z3500」シリーズ(関連記事)などの「レグザリンク」にも対応し、HDL-GSシリーズとレグザをLAN接続することで直接HDL-GSシリーズにデジタル番組を録画できる。なお、Z3500シリーズはUSB接続したHDDにも録画が可能だが、本製品はZ3500とUSB接続することはできないとのこと。
インターフェースは10/100/1000BASE-T×1、USB 2.0×1。本体サイズは幅49×奥行き195×高さ147mm、重量は約1.4kg。対応OSはWindows Vista/XP/2000、Mac OS X 10.2.8以降。