イー・アクセス(株)とイー・モバイル(株)は19日、総務省が同省内モバイルビジネス研究会の報告を受けて今年9月に発表した「モバイルビジネス活性化プラン」について、その推進に関する要望書を提出したと発表した。
今回提出した要望書の内容は、携帯電話接続料金の適正化、MVMO(Mobile Vurtual Network Operator)の参入による競争の促進、事業者からの意見聴取の場を定期的に設けることの3点。同社では報告書とモバイルビジネス活性化プランについては高く評価しているとしたものの、よりいっそうの促進を図るため、要望書を提出したとしている。
モバイルビジネス活性化プランは、成熟した携帯電話市場の活性化を狙ったもので、9月21日に総務省から発表された。通信料金と端末価格の分離プランの導入や、MVMO事業化ガイドラインの再改定、消費者保護策の強化などが盛り込まれている。目標では、2010年代初頭に世界最先端のモバイルビジネス環境を実現するとしている。