スモールオフィスにこれ1台、低価格で高速なスグレモノ
【SPEC】 開発/販売元●ブラザー工業(株) 価格●オープンプライス(実売6万円前後) http://www.brother.co.jp/ 印刷解像度●2400×600dpi インターフェース●USB 2.0、1000Base-TX 対応システム●OS X 10.2.4以上 対応機種●PowerPC G4以上、またはインテルCPUを搭載したMac 本体サイズ●幅423×高さ319×奥行き474mm 重さ●28.8kg |
【COMMENT】
カラー写真画質はイマイチだが、6万円前後でこれだけの印刷速度を実現したのはお見事。メーカーの努力が垣間見える製品だ。
最大印刷解像度2400×600dpiの「HL-4040CN」は、1パス(用紙が1回通過)で4色のカラーを印刷する「タンデムエンジン方式」を搭載したA4カラーレーザープリンターだ。これにより、モノクロ/カラーの印刷速度はいずれも20枚/分を実現する。
給紙は、底面にあるカセット式トレーに最大250枚、フロントパネルを開くと現れる手差し式トレーに最大50枚の普通紙をセットできる。
手差し式トレーは幅70〜216mm、長さ116〜406mmの範囲なら、自由に用紙サイズを設定可能。さまざまな用途に使える仕様となっている。また、トナーの交換方法は前面から引き出す「フロントオペレーション」を採用する。
上部の作業スペースが少なくて済むため、ラックに収納したり、高い場所に置いたりと、設置の自由度が高い。
本体左側には、操作パネルとUSBポートを用意。
液晶モニターのメイン画面では、トナー残量をひと目で確認できる。デジカメやUSBメモリーを直接ポートに接続して印刷可能な「USBダイレクトプリント」は、JPEG/TIFF/PDF形式のファイルに対応している。
高速・コンパクト・お手ごろ価格と三拍子揃っており、SOHOにピッタリの製品と言えるだろう。
(次ページに続く)