13日から3日間に渡って、幕張メッセでアミューズメントゲームの祭典「第45回 アミューズメントマシンショー」(以下:AMショー)開催された。今年は「遊びの未来へようこそ!」をテーマに53の企業が出展し、アミューズメントマシンとその周辺機器が2000点ほど展示されていた。
今回のAMショーは、昨年に比べると「機動戦士ガンダム 戦場の絆」や「アクエリアンエイジ オルタナティブ」といった大いに話題になるものがないのは否めず、若干大人しく感じられた。また、ここ数年増加の一途をたどるネットワーク対応・カード対応ゲームの出展が増えていたのが特徴的だった。
それでは早速、主要メーカーの出展内容を紹介していこう。
バンダイナムコゲームス/セガ
バンダイナムコゲームスブースは、今年の2月に開催された「AOU2007 アミューズメントエキスポ」で実機映像が発表された人気対戦格闘ゲーム「鉄拳6」が実際にプレイできる形で設置されていた。アミューズメントセンターでは、今年の11月から稼動予定だという。このほか、元祖萌えパチキャラ「マリンちゃん」が登場するメダルゲームや最新のプリクラマシンなども出展されていた。
今回のAMショーで最大の規模の出展をしていたのは、アミューズメントマシン開発会社の老舗であるセガ。大型筐体やネットワークゲームマシンが数多く出展されるなか、注目を集めていたのは、全周囲立体映像空間「MEGA 3D 360」。パブリックでーにも関わらず長い列が出来ていた。また、セガブースの正面には大きなステージが用意され、新作の発表やステージイベントが開催されていた。
バンスプレスト/タイトー
バンスプレストは、まもなく稼動する「機動戦士ガンダム スピリッツ オブ ジオン 戦士の記憶」が設置され、フリープレイが可能となっていた。その左隣では、「VS.」シリーズの最新作「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム」の発表も行なわれていた。絶賛稼動中の「戦場の絆」に関しての最新情報がなかったのは、やや残念。
バンプレストの隣のタイトーブースは、6月に秋葉原などでロケーションテストが行なわれた、新アーケードカードゲーム「悠久の車輪 Eternal Wheel」が人気を集め、長い待機列が出来ていた。その横では「D1GP ARCADE」ブースが作られており、同タイトルにエントリーしている「ORC VQZ33」の実車が展示されていた。
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