ユーエーシー(株)は21日、英Connect3D社製グラフィックスカード2製品を今月下旬に発売すると発表した。2製品とも米Advanced Micro Devices社(AMD)のグラフィックスチップ『Radeon HD 2600 XT』を搭載しており、ラインナップはビデオメモリーにDDR4 256MBを搭載する『C3D-HD26XT/256D4X』と、DDR3 512MBを搭載する『C3D-HD26XT/512D3』。価格はいずれもオープンプライスで、予想実売価格は順に2万1000円前後、2万円前後。
C3D-HD26XT/256D4Xは、ビデオメモリーにより高速なDDR4メモリーを搭載するのが特徴。コアクロックは定格の800MHzから820MHzにオーバークロックされている。メモリークロックは2000MHz、メモリーバンド幅は128bit。インターフェースはHDCP対応のDVI-I×2と、Sビデオ出力を兼ねるコンポーネントビデオ出力×1を備える。接続に必要な拡張スロットはPCI Express x16×1で、別途隣接する空きスロット×1が必要。
C3D-HD26XT/512D3は、ビデオメモリーとして大容量のDDR3 512MBを搭載するのが特徴。コアクロックは800MHz、メモリークロックは1400MHz。拡張スロットはPCI Express x16×1で、1スロットのみを占有する。そのほかの主な仕様はC3D-HD26XT/256D4Xと同等。