(株)ティーカップ・コミュニケーションは8日、米リンデンラボ(Linden Lab)社が運営するオンライン3D仮想世界“Second Life”(セカンドライフ)にいるユーザーと、携帯電話機やウェブブラウザーを使ってリアルタイムコミュニケーションができる技術を開発したと発表した。
今回、ティーカップ・コミュニケーションが開発した通信技術は、リンデンラボが運営する3Dオンライン仮想世界“Second Life”と、外部のウェブサイトとの通信をリアルタイムに実行可能にするもの。同社が運営するコミュニティー型チャットサービス“みんなのチャット”と、“Second Life”内で運営するバーチャル・アイランド“Japan Resort”との間に通信技術を導入し、リアルタイムのチャットが可能になったという。“みんなのチャット”には、“セカンドライフとチャット”というチャット部屋が用意され、そこから“Second Life”上の“Japan Resort”にいるユーザーとチャットすることができる。
“みんなのチャット”はパソコンサイトのほかに携帯電話機にも対応しており、対応キャリアーは(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ、au(KDDI(株))、ソフトバンクモバイル(株)の3キャリアー。パソコンサイトと同じURL(http://chat.teacup.com/)からアクセスできる。携帯電話機でも利用できるため、パソコンがない外出先からでも“Second Life”内の友人などとチャットができる。“みんなのチャット”の利用は、パソコン版、モバイル版とも無料。