KDDI(株)および沖縄セルラー電話(株)は17日、(株)ナビタイムジャパンと共同で提供しているカーナビゲーションサービス“EZ助手席ナビ”の機能拡充を発表した。最新の渋滞情報を考慮したルートの自動再検索や、自動車の燃費や整備の管理をする機能が加わった。本日以降に同アプリをバージョンアップすれば利用できる。
今回のバージョンアップで導入された機能は以下の通り。
- 目的地までに通過するポイントごとの施設情報や混雑情報などを一目でチェックできる“ガイドモード”
- 最新の渋滞情報をもとに約10分間隔で自動的にルートの再検索を行なう“リアルタイムオートリルート”
- 同社の歩行者向けサービス“EZナビウォーク”でもすでに導入されている音声入力システム“声de入力”
- 給油量と走行距離を入力することで、燃費管理はじめ保険や免許の更新や整備時期が案内される“ecoマネージャー
- 給油したガソリンスタンドを登録して、価格やサービスなどの評価をユーザー間で共有できる“ガソリンスタンド評価/検索”
ナビゲーション機能そのものの拡充ではなく、管理機能として導入されたecoマネージャーについては、全国の同型車のユーザーと燃費の比較ができるなど、単なる燃費のチェックだけではない機能が加わっている。また、エコの名のとおり、燃費情報にもとづくCO2排出量の計算も可能となっている。
アプリのバージョンアップ方法は、待ち受け画面から“アプリキー→EZ助手席ナビ→メニュー→バージョンアップ確認”と進めて行なう。
ただ、今回のバージョンアップにより、従来バージョンでは対応していた『W21S』、『W21SA』などは非対応となってしまっている。