(株)バッファローは25日、次世代高速メモリー“DDR3”(Double Data Rate3)規格対応メモリーモジュール“D3/1066”シリーズにおいて、512MBの『D3/1066-512M』と2枚組みモデル『D3/1066-512MX2』、1GBの『D3/1066-1G』と2枚組みモデル『D3/1066-1GX2』の受注生産を開始すると発表した。今月下旬に出荷を開始する。価格はD3/1066-512Mが3万7700円(税別)、2枚組みは7万5000円(税別)、D3/1066-1Gが7万1000円(税別)、2枚組みは14万1000円(税別)。
DDR3は、現在主流のDDR2に比べて、プリフェッチ(DRAM内部の確定データ出力準備)を2倍の8bitにするなどして2倍の速度を実現し、1.5Vの電源電圧(DDR2は1.8V)に対応したのが特徴。インテル(株)の次世代CPUとチップセット(“3シリーズ”)を搭載したマザーボード上における、DDR3メモリーの完全動作とメモリモジュールの品質が確認された証の“インテルバリデーション”認証を取得している。
併せて同社では、ルクセンブルクのスカイプテクノロジー社のIP電話“Skype”(スカイプ)に対応したカンファレンスタイプのスピーカーホン『BSKP-CU202/SV』、データを強制的に暗号化して保存する機能を搭載したUSBフラッシュメモリー“RUF2-HSC”シリーズを利用した、USBメモリー管理設定ソフトウェア『SecureLock Manager』(セキュアロック・マネージャ)、巻き取りケーブルを採用したUSBケーブルやヘッドセット、ウェブカメラなどの“出張便利”シリーズ18製品、USB 2.0対応の4ポートHub“BHB4-U216/L”シリーズなどを発売すると発表した。BHB4-U216/Lは5月上旬に、それ以外は5月下旬に発売される。