より高速な“W-OAM typeG”対応のデータ通信カード『AX530IN』も本日販売開始
ウィルコム、“W-OAM”対応のW-SIM『RX420IN』を発売
2007年04月05日 19時08分更新
(株)ウィルコムおよび(株)ウィルコム沖縄は5日、高度化通信規格“W-OAM(WILLCOM Optimized Adaptive Modulation)”に対応した通信モジュールのW-SIM『RX420IN』を今月10日より単体発売すると発表した。
RX420INは、(株)ネットインデックス製のW-SIM。“W-ZERO3”シリーズはじめW-SIM対応端末にRX420INを装着すると、W-OAM対応エリアにおいて最大204kbpsの通信速度を実現するほか、電波状態が不安定な場合に安定性の高い異なる通信方式に切り替わって電波到達性を向上させ、広いエリアでの安定した通話が可能になるという。
W-OAMは、ウィルコムの高度化PHS通信規格で、対応端末として(株)アルテル製のW-SIM『RX420AL』が2006年12月に発売されている(関連記事)。
また、同時にネットインデックスが1月に発表していた(関連記事)、より高速な通信が可能な“W-OAM typeG”方式に対応したデータ通信カード『AX530IN』の販売も本日開始された。W-OAM typeGは、W-OAMをさらに高速化させた規格で、対応エリア内では8Xパケット方式を採用し、最大512kbpsの通信が可能となる。ウィルコムの直販サイト“ウィルコムストア”での新規契約価格は2万6800円。