(株)ジャストシステムは3日、中学・高校生を対象とした、情報化社会への対応を高める学習ソフト『ジャストジャンプ3@フレンド』を6月29日に発売すると発表した。価格は、クライアントソフトが教師/生徒1人あたり1ライセンスで2万5000円。サーバーソフトがサーバー1台につき1ライセンスで2万4000円。なお、インストール用ディスクは別途必要となり、クライアント用が3000円、サーバー用は2000円。
ジャストジャンプ3@フレンドは、ワープロ/表計算/ホームページ作成ソフトやグループウェアなどをまとめた、学校教育向けの統合パッケージ。情報モラルや知的財産権への理解を高める、学習支援機能を搭載するソフトを収録したのが特徴。グループウェアのチャット機能には、生徒同士のチャットに擬似的な誹謗中傷などの書き込みを自動で行なう“荒らし機能”を教師用に搭載しており、荒らされたチャット内容を授業で振り返ることで情報モラルの大切さを学べるとしている。また、ソフトの指示に従いソフトウェア制作の過程を体験することで、知的財産権について学べるソフト“ソフトデザイナー”などが収録されている。このほか日本語学習ソフトとして、日本語IME『ATOK 2007 for Windows』や辞書ソフト『明鏡国語辞典・ジーニアス英和/和英辞典/R.2』なども搭載している。
対応OSは、クライアントソフトがWindows Vista/XP/2000(SP4以上)、サーバーソフトがWindows Server 2003、Windows 2000 Server、Red Hat Enterprise Linux 9。
なお、同社は5月26日に東京・品川の東京コンファレンスセンター品川で、教育関係者を対象とした製品発表会を行なうとしている。