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ここが変わったWindows Vista 100連発! 第27回

“サービス”タブが追加された“タスクマネージャ”

2007年01月26日 00時00分更新

文● 柳谷智宣 アバンギャルド

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Windows Vistaの“タスクマネージャ”は、XPとほぼ同じ機能を持つが、細かい点でブラッシュアップされている。まず“プロセス”タブには、デフォルトで“説明”が表示されるようになった。これによって、そのプロセスが何であるか(アプリケーション名やサービスの機能)が把握しやすくなっている。

Windows XPのタスクマネージャ。Ctrl+Shift+Escキーを押すと起動する

Windows XPのタスクマネージャ。Ctrl+Shift+Escキーを押すと起動する

Windows Vistaのタスクマネージャ。“プロセス”タブにはプロセスの説明が表示されるようになった

Windows Vistaのタスクマネージャ。“プロセス”タブにはプロセスの説明が表示されるようになった

この機能はWindows Vistaの全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。

また、XPでは各プロセスの使用するメモリー量として“メモリの使用量”を表示していたが、Vistaでは“メモリ(プライベートワーキングセット)”が表示される。これは共有DLLなどが使用するメモリーを除いた、プロセス本体が使用するメモリー量で、実際のメモリー使用量よりも少ない数値になる。

従来と同じメモリー使用量を表示したい場合は、“表示”メニューから“列の選択”をクリックし、“メモリ - ワーキングセット”にチェックすればいい

従来と同じメモリー使用量を表示したい場合は、“表示”メニューから“列の選択”をクリックし、“メモリ - ワーキングセット”にチェックすればいい

新機能としては、新たに“サービス”タブが追加され、実行中のサービスが一覧表示できるようになった。タスクマネージャ上から、各サービスの実行/停止を切り替えることができるほか、実行中のサービスを右クリックして、そのサービスに対応するプロセスを表示することも可能だ。どのサービスがどのプロセスと関係あるものかが、簡単に把握できる。

“サービス”タブで各サービスの状態が一覧できる。右クリックメニューから“開始/停止”を切り替えたり、対応する“プロセス”を表示することが可能

“サービス”タブで各サービスの状態が一覧できる。右クリックメニューから“開始/停止”を切り替えたり、対応する“プロセス”を表示することが可能

CPU使用率などを表示する“パフォーマンス”タブは、表示が一部整理されたうえ、より詳細にWindowsの状態を表示する“リソースモニタ”を起動するボタンが追加された

CPU使用率などを表示する“パフォーマンス”タブは、表示が一部整理されたうえ、より詳細にWindowsの状態を表示する“リソースモニタ”を起動するボタンが追加された

ちなみに、XPではCtrl+Alt+Delキーを押しても同じタスクマネージャが開いていたが、Vistaではパソコンのロックやログオフなども実行できるメニュー画面が開くようになった。

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