Windows XPの“電源オプション”は、6種類の電源設定から適切なパターンを選択するものだった。しかし、特に初心者ユーザーなどは、どれを選んでいいか分かりにくく、使い分けが難しかった。それがWindows Vistaの電源オプションでは、“バランス”“省電力”“高パフォーマンス”の3種類から選ぶ方法になり、シンプルで分かりやすくなっている。
この機能はWindows Vistaの全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。
もちろん、標準の設定パターンをさらにカスタマイズすることもできる。ディスプレーの電源オフやスリープ状態への移行までの時間の変更といった基本的な項目に加えて、Windows XPにはなかった無線LAN機能(ワイヤレスアダプター)の動作モードや、バッテリー低下の通知、CPUの動作状態設定(パーセント単位で指定)など、従来ならパソコンメーカーが独自の設定ツールで制御していたような様々な設定項目まで、標準で用意されている。
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