OBCグループのビズソフトは、簿記の知識がない経営者でも月々の収支を管理できる中小規模事業所向け業務ソフト「ビズソフト 社長の経理ナビ」を12月15日に発売する。
知識がなくても資金の現状把握と予測が可能
「ビズソフト 社長の経理ナビ」は、会計の勘定科目や借方貸方など、仕訳の知識がなくても利用できる収支管理ソフト。個人事業者から従業員数30名規模までの企業を対象としており、自社の資金の現状と予測を把握する点にフォーカスしたのが特徴だ。
メイン画面には、カレンダー形式のインターフェイスを採用。入出金をカード形式で入力すると収支予定表にリアルタイムに反映され、3カ月先までの資金予測をグラフ表で確認できる。収支予定表は、予測値と実績値の2つの数値を持ち、指定した期間で表形式の印刷も可能。また、「請求書」「給与明細書」「賞与明細書」の作成機能も備え、書類を作成した際のデータを会計仕訳データとして活用もできる。
さらに、社長の経理ナビで生成された会計仕訳データは、「ビズソフト会計」や弥生の「弥生会計」で取り込むことができ、決算資料の作成にも利用可能だ。
対応OSは、Windows 2000/XP/Vista。価格は、1万500円。
併せて青色申告ソフトと会計ソフトの新バージョンも発売
併せてビズソフトは、Windows Vistaに対応した「ビズソフト会計 Ver.2.0」、個人青色申告事業者向けの「ビズソフト青色申告」を発表した。
ビズソフト会計/青色申告は、経営状況が一目で確認できる「ビジュアル試算表機能」など、直感的なインターフェイスの採用と軽快なパフォーマンスが特徴。いずれもWindows Vistaをサポートするほか、今年5月に施行された新会社法の法人勘定科目体系や、個人青色申告決算書(一般用/不動産所得用)、消費税申告書作成に対応している。
価格はビズソフト会計が4万2000円、青色申告が1万2600円。会計と経理ナビをセットにした「ビズソフト経理パック<法人会計編>」は4万4100円、青色申告と経理ナビのパック製品「ビズソフト 経理パック<青色申告編>」は1万4700円。
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