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フラグシップモデルは音声出力100Wの音響システム採用

アニメもネット動画もAIが最適化! シャープの新「AQUOS」5モデル17機種発売

2024年05月17日 15時40分更新

文● 小沢/ASCII

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 シャープは5月17日、4K有機ELテレビ3機種7モデルと液晶テレビ2機種10モデルを発売する。進化したAI画質処理エンジンを新たに搭載し、手軽に最適化された視聴体験を楽しめるという。価格はすべてオープンプライス。各モデルの予想実売価格と発売予定日は下記の通り。

有機ELテレビ(QD-OLED/GS1ライン)
「4T-C65GS1」(65型:60万5000円前後)6月15日発売予定
「4t-C55GS1」(55型:44万円前後)6月15日発売予定

有機ELテレビ(OLED/GQ1ライン)
「4T-C77GQ1」(77型:80万3000円前後)6月22日発売予定
「4T-C65GQ1」(65型:47万3000円前後)6月22日発売予定
「4T-C55GQ1」(55型:36万3000円前後)6月22日発売予定

有機ELテレビ(OLED/GQ2ライン)
「4T-C48GQ2」(48型:28万6000円前後)6月22日発売予定
「4T-C42GQ2」(42型:27万5000円前後)6月22日発売予定

液晶テレビ(XLED/GP1ライン)
「4T-C75GP1」(75型:71万5000円前後)6月15日発売予定
「4T-C65GP1」(65型:47万3000円前後)6月15日発売予定
「4T-C55GP1」(55型:36万3000円前後)6月15日発売予定

液晶テレビ(XLED/GP2ライン)
「4T-C50GP2」(50型:25万3000円前後)6月15日発売予定
「4T-C43GP2」(43型:24万2000円前後)6月15日発売予定

液晶テレビ(液晶/GN1ライン)
「4T-C75GN1」(75型:39万6000円前後)7月6日発売予定
「4T-C65GN1」(65型:28万6000円前後)7月6日発売予定
「4T-C55GN1」(55型:24万2000円前後)7月6日発売予定

液晶テレビ(液晶/GN2ライン)
「4T-C55GN2」(55型:20万9000円前後)7月20日発売予定
「4T-C50GN2」(50型:18万7000円前後)7月20日発売予定

有機ELテレビのフラグシップGS1ラインの65型「4T-C65GS1」

液晶テレビのフラグシップGP1ラインの65型「4T-C65GP1」

画像処理エンジンが進化! さらに快適な視聴体験へ

新搭載の画像処理エンジン「Medalist S5X」

 2024年モデルでは、進化したAIプロセッサーを採用した画像処理エンジンを搭載。QD-OLEDのGS1ラインとXLEDのGP1/GP2ラインに「Medalist S5X」を、そのほかのラインには「Medalist S5」を搭載している。

「AI超解像」イメージ

「アニメ・ネットクリア」イメージ

 AIを活用して精細感を高める「AI超解像」と、アニメやネット動画で発生しやすいグラデーションの乱れを補正する「アニメ・ネットクリア」の2つの機能が新たに追加された。

 視聴コンテンツに応じて画質と音質を自動調整する「AIオート」に設定するだけで、より一層、気軽に最適な視聴環境でコンテンツを楽しむことができるという。

フラグシップモデルに100Wのスピーカーを搭載!

ARSS+のイメージ

 有機ELテレビのフラグシップGS1ラインと液晶テレビのフラグシップGP1ラインは、音声出力100Wの音響システムを採用。さらにクリアで切れのいい音を再現するという「パワーボイススピーカー」を新たに搭載している。

20度の傾斜がつけられたハイトスピーカー

 さらに、画面上部の20度傾斜したハイトスピーカーなど、上下のスピーカーの音を前方に放出する「AROUND SPEAKER SYSTEM PLUS」(ARSS+)を、GS1/GQ1/GQ2/GP1に採用している(GQ2ラインは初搭載)。

 なお、ARSS+の音声出力はGS1/GP1ラインが100W、GQ1ラインとGQ2ライン(48型)が80W、GQ2ライン(42型)が50W。

映り込みを軽減!
新パネルをGP1ラインに採用

液晶テレビのフラグシップGP1ラインはパネルを刷新。視聴位置による色の変化を軽減する「N-Black Wideパネル」を採用し、斜めから画面を見ても鮮やかな色彩を実現するという。

「N-Black Wideパネル」

 また、映り込みの原因となるパネル表面と空気の屈折率の差を最小化することで、外光の反射や照明の映り込みも抑えているとのこと。

 なお、N-Black WideパネルはGN1ラインの75型「4T-C75GN1」にも搭載されている。

 mini LEDを映像に合わせて細かく制御する「アクティブmini LED駆動」も進化。GP1/GP2ラインは輝度が同社比で約15%向上している。

「クライマックスドライブ2.0」のイメージ

 一方、量子ドット有機ELパネルを採用しているGS1ラインは、発光量を画素単位で制御する「クライマックスドライブ2.0」回路を新搭載。輝きが同社比で約15%向上している。

そのほかの注目ポイント

均等に分割するだけでなく、大小の調節も可能

 新たに「ズーム2画面」機能を搭載。2つの番組を左右同時に表示できる。放送+放送や放送+HDMIの表示ができるほか、大小9通りの画面サイズの組み合わせも可能。

4K/144Hz VRR入力の対応のほか、フレームレートなどゲームに関連する機能をまとめて表示するUIも搭載

 また、GS1/GQ1/GP1/GN1(75型)ラインでは、4K/144Hz VRR入力に新たに対応した。なお、そのほかのモデルは4K/120Hz VRR入力となっている。

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