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サムスン、完成度が高まった折りたたみスマホや大型タブレットを触れた発表会レポ

2023年08月23日 18時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

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予約や早期購入者向けのキャンペーンも実施

 続いて、日本で発売されるモデルの詳細について発表されました。Galaxy Z Fold5は9月1日発売で、ドコモとauが取り扱います。ドコモは256GBモデルのみで、ミント、グラファイト、ラベンダーの3色展開。auは256GBモデルがミント、グラファイト、クリームの3色で、オンライン限定で512GBモデルのグラファイトも発売されます。

 それぞれ9月30日までに購入すると「Galaxy Buds2」がもらえて、予約して購入した場合は5000円相当のdポイントまたはau PAYギフトカードもプレゼントされます。また、512GBモデルを予約して購入した場合は、256GBとの差額相当分がau PAYギフトカードで還元されます。256GBの価格で512GBを手に入れられるというわけです。

 Galaxy Z Fold5は9月1日発売で、ドコモとauが取り扱います。256GBモデルはファントムブラックとアイシーブルーの2色展開。オンライン限定の512GBモデルと1TBモデル(auのみ)はファントムブラックのみ。それぞれ9月30日までに購入すると「Galaxy Buds2」がもらえて、予約して購入した場合は5000円相当のdポイント、またはau PAYギフトカードもプレゼントされます。また、512GBまたは1TBモデルを予約して購入した場合は、容量が少ない256GBまたは512GBモデルとの差額相当分が還元されます。

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ドコモの取り扱いモデル

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ドコモの発売キャンペーンの特典

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オンライン限定の512GBを予約・購入した場合は、256GBモデルとの差額相当分が還元される

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auの取り扱いモデル

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auの発売キャンペーンの特典

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オンライン限定の512GB/1TBを予約・購入した場合は、256GB/512GBモデルとの差額相当分が還元される

待望のFeliCaに対応した「Galaxy Watch6シリーズ」

 スマートウォッチの最新モデル「Galaxy Watch6シリーズ」は、ベースモデルの「Galaxy Watch6」に加えて、回転するベゼルを搭載する「Galaxy Watch6 Classic」も登場。前モデルに比べて、本体サイズはそのままに文字盤の表示領域が20%広くなったことをアピール。より見やすく、タッチ操作もしやすくなっています。

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Galaxy Watch6シリーズのプレゼンテーションを行ったのは、サムスン電子ジャパン 営業企画の本谷翔太氏

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回転ベゼルを搭載するClassicモデルは2年ぶりに登場

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Galaxy Watch6はカジュアルな印象

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Galaxy Watch6 Classicはアナログチックで、フォーマルな場にも合いそう

 ヘルスケアに関する機能は従来モデルから継承。Galaxy Watchだけの体組成測定機能も引き続き搭載されています。プレゼンテーションで真っ先にアピールされたのは、睡眠のトラッキング機能。腕に巻いたまま寝るだけで、細かいデータが得られることはもちろん、睡眠を阻害しない設定にでき、睡眠時に適した別売バンドも紹介されました。

 なお、従来モデルではバンドを取り外すには留め具をスライドさせる必要がありましたが、Galaxy Watch6ではボタンを押すだけで着脱できるように改良されています。

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体組成計機能を引き続き搭載

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睡眠状態の測定しやすいことも利点

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ワンタッチでバンドを着脱できるボタンを搭載

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多彩な交換バンドが発売される。右が睡眠時におすすめのファブリックバンド

 そして、発表会で明かされた最大のトピックは、日本向けモデルがFeliCaに対応すること。具体的な対応サービスは発表されていませんが、交通機関の利用や電子決済にも使えるようになり、利便性がぐんと向上しそうです。

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FeliCaを搭載することも発表された

 Galaxy Watch6はベーシックなBluetoothモデルに加えて、auとドコモからLTEモデルも発売されます。Bluetoothモデルは9月以降発売で、Samsungオンラインショップでの価格は40mmモデルが5万160円、44mmモデルが5万5200円。LTEモデルは、auが9月以降、ドコモが11月以降の発売が予定されています。Galaxy Watch6 ClassicはBluetoothモデルのみで、9月以降発売。Samsungオンラインショップでの価格は43mmモデルが6万6960円、47mmモデルが7万2000円となっています。なお、どちらも発売日より30日以内に購入すると、バンドの購入に使える7000円分のクーポンがもらえます。

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Galaxy Watch6/Watch6 ClassicのBluetoothモデルの価格

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auはGalaxy Watch6のLTEモデルを取り扱う

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ドコモは40mm、44mmともに1色だけを取り扱う

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交換バンドを購入できるクーポンがもらえるキャンペーンを実施

水中でも絵が描ける!?
「Galaxy Tab S9シリーズ」は3モデル登場

 最後に紹介されたのはタブレットの「Galaxy Tab S9シリーズ」。サムスンは昨年、フラッグシップのGalaxy Tab S8シリーズを日本でも発売しましたが、画面が大きいGalaxy Tab S8+とGalaxy Tab S8 Ultraの2モデルだけでした。今回はグローバルで発売される3モデルすべてが、日本市場にも投入されます。

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サムスン電子ジャパン 営業企画の吉見哲也氏がGalaxy Tab S9シリーズを紹介

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画面サイズが異なる全3モデルを発売

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11型画面のGalaxy Tab S9は片手で持てなくもないサイズ感

 ベースモデルのGalaxy Tab S9は11型、Galaxy Tab S9+は12.4型、Galaxy Tab S9 Ultraは14.6型の有機ELディスプレーを搭載。全モデルがSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyを搭載し、ゲーミングにも適した性能を有しています。

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Galaxy Z Flip5/Fold5と同じく、Galaxyに最適化された高速チップを搭載

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ベイパーチャンバーによる冷却システムも導入

 Galaxy Tab S9シリーズは、Sペンを同梱していることもメリット。Sペンは背面のくぼみにピタッと装着して充電できます。なお、どちら向きに装着しても充電できるようになったことも進化ポイント。

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Sペンはマグネット式で側面に装着でき、背面のくぼみにセットすれば充電できる

「GoodNotes」「Clip Studio Paint」など、クリエーターに人気のアプリに対応していることもアピール。同梱のSペンよりも操作性を向上させた「S Pen Creator Edition」(別売)が用意されることも発表されました。

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クリエーターに人気のアプリにも対応し、ライバルのiPad Proの対抗馬として申し分のない仕様になった印象

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クリエーター向けのSペンも発売される

 ハイエンドタブレットでは珍しくIP68の防水・防塵に対応していることも大きな特徴です。同梱のSペンも対応しているので、屋外で使っていて雨に降られても心配無用。タブレットを水に沈めるデモも披露されました。

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タッチ&トライ会場で、水槽に沈めたタブレットにSペンで書くデモも披露された。筆者も書かせてもらったが、水中でもスムーズな書き心地だった

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キーボードカバー(別売)を使えば、PCライクに使うことも可能

 Galaxy Tab S9シリーズは9月1日発売。Samsungオンラインショップでの価格は、Galaxy Tab S9(8GB+128GB)が12万4799円、Galaxy Tab S9+(12GB+256GB)が16万2600円、Galaxy Tab S9 Ultra(12GB+512GB)は20万9800円となっています。なお、9月30日までに購入した場合は純正のスリムキーボードカバーがプレゼントされ、予約して購入した場合は3000円分のクーポンももらえます。

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Galaxy Tab S9シリーズの価格

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早めに購入すると、キーボードカバーがもらえる

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Samsungオンラインショップでは下取りサービスも実施

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純正アクセサリーも充実

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