クルマ好き女子の矢田部明子です。今回は、およそ6年ぶりのフルモデルチェンジを受けて登場した、ダイハツ「ムーヴ キャンバス」についてレポートします。1日1台は街中で見かけることがあるというくらい、乗っている人が多いムーヴ キャンバス。どこがどう変わったのか? 使い勝手はどうなのか? 包み隠さずお伝えしていきます。購入をご検討されていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてください!
ダイハツ「ムーヴ キャンバス」はこんな車
1代目のコロンとした丸いフォルムなど、女性受けする可愛らしさを受け継ぎつつ、すっきりと洗練されたデザインの「ストライプス」。上質で落ち着いた雰囲気のする「セオリー」が新たに登場しました。初代が登場したのが2016年と7年前だったため、今どきの軽自動車に付いている最新機能が装備されていなかったのですが、今回のフルモデルチェンジで機能面でもかなりパワーアップしています。ということで、試乗した感想をあけすけなくお伝えしていきましょう!
ダイハツ ムーヴ キャンバス(ストライプスG 2WD)の 主なスペック |
|
---|---|
サイズ | 全長3395×全幅1475×全高1655mm |
ホイールベース | 2460mm |
車重 | 880kg |
エンジン | 658cc 水冷直列3気筒 |
最高出力 | 38PS(52kW)/6900rpm |
最大トルク | 60N・m(6.1kgf・m)/3600rpm |
価格 | 167万2000円~(税込) |
それでは、細かくチェックしていきましょ~!
ムーヴ キャンバスのオススメポイント その1
可愛らしさにスタイリッシュさが加わった
1代目の可愛らしさを受け継ぎつつ、少しだけスタイリッシュさを取り入れたデザインとなっています。それでは、大きく変わったと思うところ&お気に入りポイントをご紹介していきます!
まずは、フロントデザインです。丸が基調のデザインであることに変わりないのですが、メッキグリルの丸エンブレムが「CANBUS」のロゴエンブレムに変更されています。個人的に、あの丸エンブレムが大好きだったので、個人的には少しショックでした……。
カラーバリエーションも豊富で、ピンクだと女の子っぽい雰囲気になりますが、レイクブルーメタリックだと、大人っぽくて男性にも似合う色味となっています。どれにしようか迷うのも、楽しいですよね♪
今回お借りしたのはストライプスというグレードですが、セオリーというグレードも◎。ストライプスと比べると、男らしい雰囲気が漂います。こちらも要チェックです♪
ムーヴ キャンバスのオススメポイント その2
自動で解錠できるスライドドア
鍵を持ってクルマに近づくだけでパワースライドドアが自動で解錠し、オープンするという「ウェルカムオープン」機能が最高なんです。上の画像にある「時計」ボタンを長押しするだけでOK。両手が荷物で塞がっているときは、かなり助かる機能でした。
ほかには、パワースライドドアが閉まりきる前に、鍵に付いているロックボタンを押すと「閉まりきるのを待つ→ロックをかける」という手順を踏まなくても、自動ロックをすることが可能です。パワースライドドアは挟み込みを防ぐためにゆっくり閉まるようになっているので、スライドドアが閉まるまでロックをかけるのを待たなくてよいというのはうれしいポイントです。
鍵に「オープン&クローズ」ボタンも付いているので、長押しするとスライドドアの操作が可能です。鍵を携帯していれば、運転席ドアハンドルに触れただけで開閉することができます。
この連載の記事
-
第432回
自動車
EVなのにドリフト!? 変速ショックもあるヒョンデ「IONIQ 5N」に新 唯も興奮! -
第431回
自動車
エコもなんのその! V8エンジンで525馬力のSUV「ディフェンダー」は趣味車として最高の選択肢 -
第430回
自動車
燃費良し走り良し! スズキ「ソリオ バンデッド」のハイブリッドが売れてる5つの理由 -
第429回
自動車
Honda「オデッセイ」は2列目シートの使い勝手と座り心地が最高すぎた! -
第428回
自動車
砂漠も山道も走れるJeep「WRANGLER SAHARA」は東京砂漠も楽勝だ! -
第427回
自動車
ホイールで走りが変わる!? ホンダ「VEZEL」の専用ホイールを新 唯がテスト! -
第426回
自動車
SUV+BEV=最高! メルセデス・ベンツの電動SUV「EQB」はアイドルも納得の乗り心地 -
第425回
自動車
雪道も砂漠もドンと来い! ポルシェ「911 ダカール」は悪路を得意とするスーパースポーツ -
第424回
自動車
今買うならMAZDA2の前モデルがお買い得な5つの理由 -
第423回
自動車
ホンダの新型アコード試乗! ハイブリッドなのにエンジン車のようなユニークな走り -
第422回
自動車
マツダ「MX-30 Rotary-EV」はロータリーエンジンのみならず! 新 唯がマツダ好き目線でジャッジ! - この連載の一覧へ