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【無料リモートアクセスツール調査】情シス担当者向けの調査で約6割がテレワークのリモートアクセスに無料ツールの使用経験あり

スプラッシュトップ株式会社
2023年02月15日

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スプラッシュトップ株式会社
半数以上がセキュリティに不安 約7割が有料ツールに乗り換え意向 社内のセキュリティリテラシーを課題視

国内シェアNo.1*のリモートデスクトップ「Splashtop」を提供しているスプラッシュトップ株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役:水野良昭)は、全国の企業・団体(※企業規模下記参照)に所属する情報システム業務の担当者に対して『企業・団体の無料リモートアクセスツールに関する実態調査』を行いました。


約6割が「無料リモートアクセスツール」の使用経験あり
今回調査をした情報システム担当者の所属する企業・団体全体の57.7%がテレワークのリモートアクセスに無料ツールを使用したことがあるという結果になりました。(n=3189)
この経験者に無料リモートアクセスツール現在も使用しているかどうか聞いたところ、85.0%が現在も無料ツールを使用しており、15.0%は現在使用していないと回答しました。(n=1093)



半数以上が、「Microsoft」の無料リモートアクセスツールを使用
テレワーク時のリモートアクセスに使用されている無料ツールは、1位「Microsoft(54.5%)」のリモートデスクトップ機能でした。




無料ツールを使用している半数以上は、テレワーク日数が少ない企業・団体
現在も無料リモートアクセスツールを使用していると回答した半数以上(54.3%)が、週2回以下のテレワークか、現在テレワークを行っていない企業・団体でした。



半数以上が、無料リモートアクセスツールのセキュリティを不安視
無料リモートアクセスツールを使用している企業・団体の情報システム担当者の半数以上(非常に不安/不安の合計:54.3%)が無料ツールのセキュリティ面に不安を感じているという結果になりました。


「コスト」に満足する一方、「セキュリティ」に不満
無料リモートアクセスツールの満足要素は、無料で使用できることから「コスト面(48.3%)」や導入のしやすさの「導入方法(32.6%)」、「通信速度(26.1%)」が、上位となりました。一方で、「セキュリティ(23.6%)」に最も不満に感じていました。そして、「通信速度(23.5%)」、「導入方法(22.8%)」といった不満要素が続きました。



無料リモートアクセスツールの使用をやめた理由は「セキュリティ」
無料リモートアクセスツールの使用経験はあるが、現在は無料ツールを使用していない企業・団体が、無料ツールをやめた理由は、 1位「セキュリティ(28.0%)」、2位「コスト面(無料範囲が限定的)(20.1%)」、3位「接続の安定(9.8%)」といった結果になりました。


約7割が有料ツールへ乗り換える意向あり
現状の無料ツールから有料ツールに乗り換える意向について、約7割(72.0%)が有料ツールへの乗り換え意向があるという結果になりました。「乗り換えを決定しており、ツールを検討している」と答えた人が22.6%、「乗り換えを検討している」と答えた人は49.4%でした。


セキュリティリテラシーに課題
セキュリティに対する課題については、1位「WEBアクセス制御(30.9%)」に続き、2位「従業員のセキュリティリテラシー啓発(26.7%)」、3位「私用端末(BOYD)の禁止(24.9%)」が挙げられました。
2位から7位の「個人情報・重要情報の取り扱いルール(19.3%)」までの上位がセキュリティにおける社内のリテラシーに関する課題だという回答となりました。


<調査概要>
・調査名 :「企業・団体の無料リモートアクセスツールに関する実態調査」
・調査期間 :2023年1月4日(水)~2023年1月12日(木)
・調査方法 :インターネット調査(調査ツールFastask使用)
・調査対象者:10-89歳のビジネスパーソン男女(経営者含む)
※職業:専業主婦(主夫)・パート(アルバイト)、無職は除外
※有効回答数:1,093名
スクリーニング調査:17,600サンプル
本調査:1,100サンプル
(現職で情報システムの業務を担当しており、無料のリモートアクセスツールを使用している、または使用経験があると回答した人が対象)
*調査対象企業規模:(1~10人)11.8%、(11~30人)6.8%、(31~50人)9.9%、(51~100人)12.7%、(101~200人)10.2%、(201~300人)7.9%、(301~500人)4.4%、(501~1000人)8.1%、(1001~3000人)9.3%、(3001~5000人)4.7%、(5000人以上)13.2%、(わからない/答えられない)1.1%

スプラッシュトップ株式会社について
米国Splashtop社は、リモートアクセス、リモートサポートなどのソフトウェア「Splashtop」を開発する企業として2006年米国カリフォルニア州サンノゼのシリコンバレーで設立されました。リモートデスクトップ「Splashtop」は、タブレットやスマートフォン、コンピュータなどの様々なデバイスから遠隔のコンピュータに高速アクセスするソフトウェアで現在、世界3,500万人以上のユーザーが愛用しています。日本法人であるスプラッシュトップ株式会社は2012年に設立しました。*昨年、デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社の「リモートワークソリューション市場の現状と展望 2021年度版」において、リモートアクセスソリューションの日本市場、売上 No.1を達成しました。リモートデスクトップ「Splashtop」で企業や個人でのリモートワークやテレワークを推進し、新しい働き方改革の実現をサポートしています。現在、日本では株式会社カラー、株式会社村田製作所、東京大学、ニッセイアセットマネジメント株式会社など映像制作関係、金融関係、製造関係、建築関係、教育関係、医療関係 など幅広い業界で採用されています。https://www.splashtop.co.jp/

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