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日本HP、デジタル印刷機および大判プリンターの新製品や関連サービス、顧客の活用事例等を発表

2022年11月08日 16時45分更新

文● ASCII

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 日本HPは11月8日、東京ビッグサイトで開催される「IGAS 2022 国際総合印刷テクノロジー&ソリューション展」をひかえ、デジタル印刷機および大判プリンターの新製品や関連サービス、顧客の活用事例等を発表した。

デジタル印刷により持続可能な事業を目指す事例

 世界の動向を見ると、2022年はHP Indigo デジタル印刷機によるB2サイズの印刷枚数が過去最高を達成し、商業印刷が再成長した。業界をリードするHP Indigo独自の湿式電子写真(LEP)テクノロジーは、顧客が市場で優位性を持つことを可能にし、新たなビジネス機会の拡大を支援している。

 HPで最も幅広いインキに対応し商業印刷やフォト印刷に最適な「HP Indigo 15K デジタル印刷機」は汎用性が高く、同機を含むシリーズ4全体で世界70ヵ国で1200台以上が稼働している。さらに、ラベル・パッケージ市場では、市場をリードする「HP Indigo 6K デジタル印刷機」が世界で2000台以上が稼働している。

 Sansanでは、既存の社内インフラサービスから名刺の作成や発注申請ができる名刺作成サービス「Sansan名刺メーカー」を提供。本サービスを通じて注文された名刺は、HP Indigo デジタル印刷機により、フォト印刷品質の個性的なデザインで作成される。また、届け先に近い場所で作成し配送することでCO2の削減にも貢献している。

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大量印刷向けインクジェット輪転機と既存製品の強化

 HPの大量印刷向けインクジェット輪転印刷機「HP PageWide Web Press T485 HD」は、既存製品の強化により、出版、ダイレクトメール、商業印刷の顧客に、オフセット水準の印刷品質と高い生産性を提供し、ビジネスの成長を支援。商業印刷、ダイレクトメール、出版、トランザクション印刷などの多彩な用途に対応できるよう設計されており、印刷事業者が上質紙とコート紙を使って顧客のニーズに応える汎用性を提供する。

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優れた効率性とアプリケーションの可能性を広げる大判プリンター

 HPは、出力事業者(プリントサービスプロバイダー)が革新的なアプリケーションによって高い要求水準に対応し、業務プロセスの最適化とビジネスの成長を実現する新たなソリューションを支援している。

サステナビリティを考慮した高性能印刷

 生産性を向上した幅3.2m対応の「HP Latex 2700プリンター」は、自動プリントヘッドクリーニング技術を備えた左右対称のダブルプリントヘッドにより、最大89平米/時で高彩度な出力を実現。ユーザーは、さまざまなサイン・ディスプレーやインテリア装飾アプリケーションにおいて、薄いフィルム、塩ビ粘着フィルム、紙などのメディアの光沢と風合いを保ちつつ、30%広い色域で高利益のジョブを高速で処理することができる。

出力事業者のワークフロー改善を支援する HP Professional Print Service Plans Plus(HP PPSP Plus)

 「HP PPSP Plus」は、ビジネスの俊敏性の実現、アップタイムと生産性の最大化、およびスキルアップ環境と保守サービスを提供する。保守サービスとソフトウェアソリューションの特長は以下のとおり。
・HP Print Beatライブプロダクション – 各生産拠点に配置されたプリンターへの印刷ジョブの送信や印刷中のジョブを、オンライン監視が可能。これにより、生産進捗の確認、メンテナンス時期の予測、工務管理を可視化できる。
・HP Print Beat Jobs API−ERP/MISシステムでプリンターのデータを使用することが可能。これに伴いHPプリンターの監視、プロセスの自動化、お客様の業務データを統合することが可能となった。
・HP Learn−保守サービス特典のプレミアムコンテンツを含むデジタル学習プラットフォーム。生産ノウハウの習得と印刷知識の向上が可能となっている。

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