このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第373回
5.4mmの極薄折りたたみスマホ、シャオミ「Xiaomi MIX Fold 2」クイックレビュー
2022年08月23日 12時00分更新
性能もデザインも折りたたみ機構も大幅向上!
Xiaomi MiX Fold 2
折りたたみスマートフォンの新製品が相次いで登場している。8月12日、シャオミは中国で「Xiaomi MIX Fold 2」を発表した。シャオミにとって第2世代目となる折りたたみスマートフォンであり、性能だけではなく本体デザインも大きく進化している。今回、筆者の居住する香港で中国から輸入された製品に触ることができたので、写真を中心に紹介しよう。
Xiaomi MiX Fold 2の基本スペックはチップセットがSnapdragon 8+ Gen 1、メモリーは12GBでストレージは256GB、512GB、1TBの3モデル構成となる。最低価格は8999元(約18万円)。カメラは5000万画素広角と1300万画素超広角、800万画素の2倍望遠を搭載。バッテリーは4700mAhで67Wの急速充電に対応する。
カバーディスプレーの大きさは6.56型(2520×1080ドット)で、アスペクト比は約21:9とXperia 1シリーズなどと同じ縦横比だ。折りたたみスマートフォンのカバーディスプレーは縦にワイドな形状のものが多く、シャオミの初代モデルも6.52型、27:9だった。Xiaomi MIX Fold 2は閉じたままでも普通のスマートフォンとして使いやすい。
閉じたときの本体サイズは約73.9×161.1×11.2mm。重量は262gで、シャオミの初代折りたたみモデル「Xiaomi Mi MiX Fold」が300gを越えていたことを考えると大幅に軽量化された。閉じた状態でも11.2mmという厚みは、折りたたみスマートフォンとしてはかなり薄い。なお、Xiaomi MIX Fold 2と同じ、ディスプレーを谷型に折りたたむ形状の他社のスマートフォンの閉じたときの厚みはどれも14mmを越えている。ディスプレーのヒンジ部分は初代モデルはサムスンと同様に隙間が空いていたが、Xiaomi MIX Fold 2ではディスプレーの伸びをヒンジ内側に逃がすことですき間をなくした。
この連載の記事
-
第482回
スマホ
6万4000円の低価格折りたたみスマホ「Blackview Hero 10」は普段使いなら問題ナシで使いやすい -
第481回
スマホ
「ROG Phone 8 Pro」は性能が良いにもほどがある! 日常使いもゲーミング機能も超充実 -
第480回
スマホ
強力なAI機能を備える「Pixel 8a」、1万円の値上がりもコスパは健在 -
第479回
スマホ
祝日本上陸! ライカカメラ搭載「Xiaomi 14 Ultra」ならエモい写真が撮り放題だ -
第478回
スマホ
「Zenfone 11 Ultra」は大型化路線! それは多くのニーズを満たすスマホへの進化 -
第477回
スマホ
ゲーミングスマホの領域を超えた! カメラ性能も大幅強化のASUS「ROG Phone 8」 海外版を一足先にチェック! -
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 -
第475回
スマホ
ハッセルブラッドカメラを強化、フラグシップにふさわしい性能のカメラフォン「OnePlus 12」 -
第474回
スマホ
ロレックス風カメラデザインを取り入れたスマホ「realme 12 Pro+ 5G」は高級感あふれる仕上がり -
第473回
スマホ
スリムになったOPPOの主力スマホ「Reno11 Pro 5G」海外版を前モデルと比較レビュー -
第472回
スマホ
OPPOの最新フラグシップ「Find X7 Ultra」はデュアルペリスコの最強カメラスマホ - この連載の一覧へ