第17回 ユーザックシステムのRPAで実現した業務自動化の事例

ユーザックシステム、食品卸売業のマツヤの「Autoジョブ名人」導入事例を紹介

文●ASCII

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 ユーザックシステムは5月10日、同社が開発・提供するRPA「Autoジョブ名人」が、食品卸売業のマツヤに導入されたと発表した。

 マツヤでは、前夜のうちに届いた注文を早朝6時頃から処理し、その日のうちに取引先に届けるという「リードタイムが非常に短い作業」を毎日複数回、繰り返し行なうことから、一つひとつの作業時間をいかに短縮するかが課題となっていた。

 そこでマツヤは、取引先の多くが利用しているホテル購買システム「IPORTER」と、企業間商取引のクラウドサービス「BtoBプラットフォーム(インフォマート)」から受注データをダウンロードする作業(WebEDI)を自動化する方法に着目したが、同社のシステム管理部ではRPAのシナリオ開発に時間を割くのは難しいと考えていたという。

 解決法として、注目したのがユーザックシステムのAutoジョブ名人で、Autoジョブ名人の導入後、IPORTERとBtoBプラットフォームのブラウザー操作を自動化する開発済みシナリオ(標準化スクリプト)を名人マーケットからダウンロード。

 そして、ユーザックシステムのサポートメニュー「カスタマーサポートプラン」を受けつつ、取引先ごとのIDやパスワードなどを次々に設定。結果として、1ヵ月の間に106本もの自動化シナリオを開発、年間では3276時間もの業務効率化を実現したとしている。

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