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プリンストンが販売する高機能ストレージ「Drobo」を活用しよう 第44回

外付けストレージをネットワーク経由で共有する!

Windowsの機能を使ってDAS型のDrobo 5CをNAS化する!

2018年12月28日 11時00分更新

文● 山口優、編集 ●金子/ASCII.jp

提供: プリンストン

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Droboを無線LAN対応NASにする

 せっかくNAS化してさまざまな機能をDroboに持たせても、有線LANしかない環境だと他のデバイスからワイヤレスでアクセスできず何かと不便。そんなときは、DroboをつないでいるPCをWi-Fiの親機にすることで、さまざまなデバイスからワイヤレスでDroboにアクセスできるようになる。

 手順は簡単。Windows 10 Anniversary Update以降のPCであれば、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルホットスポット」をオンにするだけでOK。ネットワーク名とネットワーク パスワードは自動で付与されるので(「編集」で好きなSSIDとパスワードに変更することも可能)、それをメモっておこう。

Windows 10 Anniversary Update以降に搭載されたモバイル ホットスポット機能を使えば、簡単にPCをWi-Fiの親機にできる

 他のデバイスで接続する際は、Wi-Fiのリストから先ほどのネットワーク名を選び、ネットワーク パスワードを入力すればOK。これで、Droboにもワイヤレスでアクセスできるようになる。

 ちなみに、iPhoneなどのiOSデバイスからNAS化したDroboにアクセスするには、「File Explorer」などのアプリを利用するのが便利。アプリを起動して表示される画面の右上にある「+」をタップして「新しい接続」で「Windows」を選び、ユーザー名やパスワードなどを入力すればDroboに保存したファイルを閲覧できる。ぜひ参考にして、Droboを最大限に活用してみてほしい。

iOSデバイスからNAS化したDroboにアクセスするには、「File Explorer」などのアプリを利用するのが便利だ

NASモデルやサーバールーム向けモデルもラインアップ

 Droboシリーズには、家庭向けからサーバーとの接続に使うハイエンドストレージまで、多くの製品を用意している。ここでは、大企業の部門/中小企業から、家庭でも使える製品を紹介しよう(写真をクリックすると、メーカーページに飛びます)。

5ベイ搭載のNAS製品「Drobo 5N2」。64TB・4Kn HDDに対応する。Gigabit Ethernetポートを2基搭し、複数のネットワークとの接続、故障に備えた冗長化(フェイルオーバー)、そしてリンクアグリゲーションが可能。また、1台目のDrobo 5N2からもう1台のDrobo 5N2にネットワーク経由でデータを自動バックアップする「Drobo DR」にも対応する

2017年9月登場の「Drobo 5D3」。HDDベイはDrobo 5DtやDrobo 5N2と同じく5ベイを搭載し、もちろん64TB・4Kn HDD対応だ。高速インターフェイスThunderbolt 3に対応し、USB3.0の「type-Cコネクター」を採用する点も大きな特徴となる

2016年11月に発表された「Drobo 5C」。手軽に購入できるモデルながら、HDDベイはDrobo 5DtやDrobo 5N2と同じく5ベイを搭載し、もちろん64TB・4Kn HDD対応だ。インターフェイスに、USB 3.0の「type-Cコネクター」を採用する点も大きな特徴となる

DroboAccessをはじめとするDroboAppsが利用できる、8ベイ搭載NASモデル「Drobo B810n」。Gigabit Ethernetポートを2基搭載し、複数のネットワークへの接続やリンクアグリゲーションが可能。4Kネイティブ(4Kn)HDDに対応しており、最大ボリュームサイズは64TBに達する。アクセス頻度の高いファイルを自動的にSSDへ配置し体感速度を向上させる「Automated Data-Aware Tiering(自動最適配置機能)」も搭載だ

(提供:プリンストン)

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