人の目のようにカメラで周囲の状況を把握します
前回お伝えしたとおり、スティックタイプの掃除機を買うと言っていたカミさんが、突然ロボット掃除機はどうかなと言ってきたので、ロボ萌えのワタシはこの機会を逃すまいと速攻で購入しました。いろいろ見て買ったのはエレクトロラックスのPUREi9です。
機種選びで店員さんから最初に言われたのは、掃除をするときの動き方でした。大きく分けて2種類あり、ひとつはランダムに動くタイプ。不規則な動きで徐々に掃除をしていない部分をつぶしていきます。
もうひとつは部屋のマッピングをして規則的に走行するタイプ。搭載するカメラでフロアの状況を把握し、走行しながらマップを作ることで効率的に動きます。
ロボット掃除機の動作の基本は、赤外線センサーや超音波センサーで障害物を検知し、障害物に近づいたら速度を落としてぶつかったら方向を変えるというロジックです。が、カメラを搭載したモデルは自分と障害物との位置関係をキッチリ把握しているため、スレスレで衝突を避けられます。高機能なぶん高いですが、元々掃除機があちこちぶつかるのが嫌というのが購入の理由なので、気持ちは完全にこちらに傾きました。
PUREi9もカメラ搭載の後者タイプで、2018年3月2日に発売になったばかり。後発モデルなだけあって、かなり高機能とのことでした。他社のカメラ搭載モデルは赤外線センサーや超音波センサーも併用していますが、PUREi9はカメラひとつだけなのです。3Dビジョンと名付けられたこのシステムは、2方向に照射されたレーザー光をカメラで読み取り、部屋全体を3Dで認識。通常、底面に落下防止のセンサーがあることが多いのですが、段差や落下の危険性などもすべてカメラが検知して判断します。
他社製品はカメラが上面や斜め上方向に向いていますが、PUREi9のカメラは真っ正面を向いています。これにより人の目のように部屋全体を見て判断するのだとか。カメラで見てすべてを判断してるっていうのがいかにもロボットっぽくて気に入っています。
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