大日本印刷は3月12日、多言語対応地図や観光情報などを表示するタッチパネル式デジタルサイネージ(電子看板)「Will Smart(ウィル・スマート)」に、NFCリーダ・ライタとプリンタを搭載した省スペースタイプを発売した。
同社では、多彩なデジタルサイネージをラインナップしており、とくに2013年に発売された40~55インチモニタを搭載のWill Smartシリーズはゼンリンデータコム提供の地図データをベースにさまざまな観光情報を提供し、タッチパネルで操作した周辺観光スポットやお店へのルート表示などが可能。NFCリーダ・ライタを使い観光客がかざすスマホにクーポンを発行することができるほか、プリンタから紙のクーポンを発行して観光地周辺の店舗や施設へ観光客を誘導することができる高機能モデル。
新たに発売される省スペースモデルは20インチモニタを採用し、NFCリーダ・ライタを備えつつもコンパクトなサイズに収まっているのが特徴。従来機と同様にNFCリーダ・ライトを搭載するほか、オプションでプリンタを追加することも可能となっている。
システムは多国語対応(日本語・英語・中国語・韓国語)で、設置場所を選ばないことからホテルや旅館などの宿泊施設のほか、観光案内所などの外国人が多く訪れるさまざまな施設に適している。本体価格35万円で、20インチモニタとセットトップボックス、NFCリーダ・ライタ、筺体が標準装備。