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ネットワールドから仮想化環境で物理ストレージを不要にするソフト

Hyper-Vにも対応!「StorMagic SvSAN」新版を発表

2013年07月04日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 ネットワールドは7月3日、英ストアマジック(StorMagic)の仮想ストレージソフトウェア最新版「StorMagic SvSAN 5.1」を発表した。新たにHyper-Vベースの仮想化環境にも対応している。

 StorMagic SvSANは、ハイパーバイザーをインストールしたサーバーのローカルディスクをiSCSIの共有ストレージ領域として利用可能にする仮想アプライアンス製品。高価なSAN/NASストレージを導入することなく、安価に共有データストアを構築し、仮想マシンのライブマイグレーションやHA、クラスタ構成を実現できる。

 新版のSvSAN 5.1では、従来の「VMware vSphere」に加えて「Microsoft Windows Server 2012 Hyper-V」にも対応した。これにより、Hyper-Vベースの仮想環境においても物理的な共有ストレージなしに、低コストでクラスタ構成が利用できる。

 また、LinuxベースのVMware vCenter仮想アプライアンスである「vCenter Server Appliance(vCSA)」にも対応した。これにより、vCenter用にWindows ServerやSQL Serverのライセンスを購入する必要がなくなり、より低コストな冗長化構成が組めるようになった。

 ネットワールドでは、7月5日に開催するプライベートイベント「Networld Fes 2013」でストアマジックのCEOなどを招き、SvSAN 5.1のデモンストレーションや紹介を行なう予定。なお、StorMagic SvSAN 5.1の販売開始は今秋からを予定している。

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