6月17日、データセンター・レンタルサーバー事業を展開するカゴヤ・ジャパンは、関西文化学術研究都市にある現在のデータセンターの敷地内に新棟を建設することを発表した。
2006年4月に竣工したA棟は延べ床面積で約1300㎡、収容ラック数で252ラックを実現していたが、今回のB棟では新たに440ラックを収容できる規模を持つ。これにより、延べ床面積4500㎡超、約700ラック収容可能なデータセンターとなる。立地は京都の内陸部、かつ付近の1級河川から2km離れた高台。津波や洪水などの自然災害が発生するリスクが低く、データセンター自体も既存A棟同様、基礎免震構造を採用する。
特別高圧2系統受電による安定した電源供給を行なうとともに、冷気をダイレクトにサーバー室に供給する空調方式により、安定した冷却効果と空調動力の低減を実現。フリークーリングと併用することで高効率、省エネルギーを高い次元で実現する。
契約者様には「お客様用作業スペース」や長期常駐を想定した「レンタルルーム」を用意するという。竣工時期は2014年6月を予定している。