SIMやmicroSDの収納ボックスや
動画視聴用のスタンドにもなる
MTA上には、充電やデータシンクする対象先がアップル系かそのほかのminiUSB系、microUSB系かによって3つの位置を切り替える小さなスライドスイッチが配置されているが、基本的にスイッチ位置がどこであれ充電は可能だった。
ただし、筆者の愛用している大容量USB充電池により、同時にiPhone 5、GALAXY S 4、GALAXY S4バッテリーBOXの3台に同時給電しようとした時には、スイッチをiPhoneの位置にしないとiPhone 5のみ充電できなかった。
いずれにせよ、スイッチは常にiPhone系の位置にセットしておけば、Android系スマホに対する充電操作も問題なかった。
MTAにはケーブルマネジメントの機能以外に、反対側の2面の小さなフタを開けることで、一方はmicroSIMやmicroSDカードのストレージ(保管ボックス)になり、もう一方は、スマホでムービーを観る際の簡易的なスタンドとして利用できる。
ケーブル管理にもこだわるならぜひ至高の品を!
MTA(High Tech Multi-Tool-Adaptor)は、ただ多種類のケーブルを束ねて実用面だけを満足させる廉価版商品とは異なり、アーミーナイフのような操作性とデザイン性を取り込んだ“こだわりのケーブルマネジメントツール”なのだ。
筆者の購入したMTAはケーブルアーム部分がホワイトだが、グレーやレッドのモデルもあるので、好みによって選択できるのも素晴らしい。
たかがケーブルマネジメント。コストと実用性第一の人はアキバ系の廉価版を、デザインに価値を感じるなら、こだわりのMTAを……人によっては簡単なようで難しい選択かもしれないが。
今回の衝動買い
アイテム:High Tech Multi-Tool-Adaptor
価格:台北 誠品書店にて約4000円で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
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