いま最強のAQUOS PHONEをネチっといじる
「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」は、1.5GHz動作のクアッドコアCPUや、世界初のIGZO液晶を搭載した超高機能Androidスマホ。AQUOS PHONEブランドのスマホとしては国内通算29機種目。シャープ製Androidスマホとしては実に52機種目となる。その頂点に君臨するハイエンドモデルが、今回紹介するZETAである。
スペックを舐め回すようにチェックしたが、目立った「落とし穴」は見当たらない。ワイヤレス充電「Qi」に非対応なのはともかく。筆者のようなスペック重視派に唯一残念なのは、Androidのバージョンが最新の4.1ではなく4.0である点ぐらい。しかし根本的な差はないし、シャープも4.1へのアップデートを「検討中」だ。大人しく待とう。
持った感じはデカッ! オモッ!
正直に言おう。フルスペックを詰め込んであるため、手に持った感じはズッシリ重い。また、ディスプレーが4.9型と大きく、親指1本で操作するのも難しい。背面両端は角を落としたデザインで、手になじむため持ちにくくはないが、サイズと重量は物理的な問題なので、そういうものと割り切って利用するしかなさそうだ。
ストラップ穴はないが付属品は技あり
付属品の細かい工夫がグッド。別売りの「ACアダプタ 04」を利用することで急速充電にも対応する「卓上ホルダ SH41」は、スマホを乗せる部分に余裕を持たせてあり、ケースやカバーを装着したままスマホを乗せられる。
タッチペンも多機能。使わないときは、イヤホンジャックに挿しておけば、ホコリの侵入防止と同時に紛失防止にもなり、一石二鳥。イヤホンジャックに挿した状態で卓上ホルダーに乗せても干渉せず、見た目もスッキリ。
ただしZETAには、国内メーカー製スマホとしては珍しくストラップ穴がない。そのため、ストラップを取り付けるにはケースやカバーを別途用意するしかない。前述の卓上ホルダーの余裕は、それを見越した対策なのだ。
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