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ブレード型ワークステーション「HP ProLiant WS460c Generation 8」

Quadro 3000M×2!日本HPがグラフィックス強化のブレードWS

2012年09月03日 09時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 8月31日、日本ヒューレット・パッカードはXeon E5-2600ファミリー搭載のブレード型ワークステーション「HP ProLiant WS460c Generation 8」(ProLiant WS460c Gen8)を発表した。

第8世代のワークステーションブレード「HP ProLiant WS460c Generation 8」

 ProLiant WS460c Gen8は、10Uサイズの「HP BladeSystem c7000エンクロージャー」に16台収容できる0.6Uサイズのブレード製品。Xeon E5-2600の2Way構成に対応し、メモリ容量は従来モデルの約2.7倍の最大512GB(32GB×16)。ネットワークは「HP Ethernet 530FLB デュアルポート 10Gb ネットワーク アダプター」に対応する。

拡張機能も充実する(システム構成図より)

 そのほか、PCI Express 3.0(x16)のメザニンスロット×2、2.5インチドライブベイ×2(ホットスワップ対応SAS/SATA)×2を搭載し、グラフィックスはシステム管理用のオンボード「Matrox G200」に加え、HP Quadro 500M/1000M/3000M搭載のWS460c Gen8専用メザニンカードの2枚構成に対応する。170:1の高い圧縮率で画面データを転送するリモートアクセスソフトウェア「HP Remote Graphics ソフトウェア(RGS)」を利用することで、高度なグラフィック性能が求められるワークステーション環境においても、データセンター集約化を実現するとしている。

 また、HP ProLiant Gen8シリーズの新機能で“自動サーバー”を実現する管理システム「iLO Management Engine(iLO4)」を搭載する。これにより、セットアップ作業を自動化しファームウェアやドライバを自動更新する「Intelligent Provisioning」、ハードウェア機能だけでシステム監視を行なう「Agentless Management」、システム状態を記録して問題解決を迅速化する「Active Health System」といった、サーバー管理機能がワークステーションでも利用可能になっている。

 ProLiant WS460c Gen8の価格は、51万2400円(税込)から。

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