Nokia製のWindows Phone端末で最上位モデルとなる「Lumia 900」がアキバの店頭に入荷している。販売しているのはイオシス アキバ中央通店をはじめとするイオシス各店。カラバリはブラック、シアン、ホワイトの3色が発表されているが、今回入荷を確認したのはブラックモデルのみ。
Lumia 900は、1月の「2012 International CES」で発表され、4月より海外で販売が開始されているWindows Phone 7.5搭載スマートフォン。iPhoneのSiriが「最高のスマートフォン」と答えたという報道でも話題になった。これまでの「Lumia」シリーズでも最大となる4.3型(480×800ドット)の大画面ディスプレーが採用され、より迫力ある映像コンテンツを楽しむことができる。
CPUはシングルコアながら1.4GHz動作のQualcomm「Snapdragon APQ8055」を搭載。512MBのメインメモリーと16GBのストレージ用メモリーを内蔵する。そのほか、以前紹介した「Lumia 800」と同様に800万画素のCarl Zeiss(カールツァイス)カメラを背面に装備。新たに100万画素のフロントカメラも追加実装された。
液晶パネルには耐衝撃性に定評のあるコーニング社の化学強化ガラス「Gorilla Glass」が採用され、高いデザイン性に加えタフさも兼ね備える。Lumiaシリーズで初めてテザリングに対応するなど、使い勝手も全体的に向上。iPhoneやAndroidスマートフォンに飽きたユーザーにも魅力的な製品かもしれない。
本体サイズは幅68.5×奥行き127.8×高さ11.5mmで、重量は160g。IEEE 802.11b/g/nの無線LANに対応するほか、Bluetooth 2.1+EDRをサポートする。イオシス各店における価格は6万4800円。