10月18日に改めて秋冬モデル発表会
そこではauらしい“禁断のアプリ”も発表か?
発表会で檀上に立ったKDDI 代表取締役執行役員専務 田中孝司氏は「今年度中にはAndroidの市場シェアが2位になると考えている」と市場予測をした上で「“Android au”で反転攻勢。これがauの考え」とAndroidに力を入れていくことを改めて表明。今回のIS03の狙いについては、「(これまでは)ケータイとスマートフォンの2台持ちが共通の認識ではないか。我々が目指したのは1台持ち。2台持ちはもう我慢できなくなるのではないか」と、1台目ケータイとして使ってもらえるスマートフォンを目指したとする。最後は「auの本気度を皆さんに見ていただきたい」とIS03への自信を見せた。
なおAndroid OSの2.2へのバージョンアップについては時期は未定であるものの検討中とのこと。また、同種の国産Android端末が他キャリアからもリリースされることが予想される中で、auらしさはどう打ち出していくかという問いに対しては、サービス・プロダクト企画本部長の増田和彦氏が「これまでのケータイはエクスクルーシブ(閉じられた)。そうでない時代でどう戦うか。auらしさを体感いただける何かを提供する予定で、それは10月18日の(秋冬モデル発表会で)改めて発表する」と予告。10月18日の発表会については田中氏からも、auらしさを出せる“禁断のアプリ”との表現も飛び出した。
なおIS03については、明日から幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2010」で大々的に展示される予定である。