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水樹奈々が今年も西武ドームに帰ってきた

「NANA MIZUKI LIVE GAMES 2010」が開催!

2010年09月27日 20時00分更新

文● 伊藤 真広

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 昨年、声優として初のドームライブを行なった水樹奈々さんが今年も西武ドームに帰ってきた。昨年は、7月5日の1日だけの公演だったが、今年は7月24日の“RED STAGE”と25日“BLUE STAGE”の2公演。観客動員数は5万5千人を記録した。
 今回の公演タイトルにもGAMEとあるように、ライブ構成は全体的にゲームを意識した内容。オープニングの映像は、戦国アクションゲームを意識したポリゴンCGで作られたナナレッドとミズキブルーが対戦するといったものになっていた。

 筆者がお邪魔した初日はRED STAGEということで、ナナレッドが勝利を収めてライブがスタート。
 巨大な西武ドームのどこから水樹さんが登場するのかと見守っていると、空母のエレベーターもあろうかという大型の台座の上に立ち、“Orchestral Fantasia”を歌いながらステージセンターから登場。台座に乗ったまま、アリーナ席方向に進みながら2曲目“DRAGONIA”“WILD EYES”の3曲を立て続けに披露した。

 4曲目“What Cheer?”では、登場時の衣装から腰周りの外装がはずされ、赤いミニのツーピースの衣装へとチェンジ。その後もほぼノンストップで“SCOOP SCOPE”“パノラマ -Panorama-”の2曲を披露した水樹さん。7曲目に入る前に、バンドメンバーを紹介するVTRの上映が行なわれた。
 チェリーボーイズの名前でファンの間では知られている水樹さんのバックバンドを紹介するVTRは、某有名RPGゲーム風の「チェリボの大冒険」というタイトルで、映像は冒険の仲間を水樹さんが見つける旅を描いたものとなっていた。
 VTRが終わると“Young Alive!”に乗せて、80年代アイドルを彷彿とさせる衣装に着替えた水樹さんがミニフロートに乗ってスタンド席の通廊に姿を見せた。

 ミニフロートは水樹さんを載せたまま、スタンド席の通路を1塁側から3塁側方向へと移動。移動の途中から8曲目となる“RUSH&DASH”を歌い、3塁側の客席の最深部に到達すると、水樹さんは階段を伝ってステージへと戻った。
 ステージへと戻った水樹さんは「今年はより多くの人に触れ合いたいということでスタッフさんにお願いして、スタンドにお邪魔しちゃいました。少しでも皆さんを身近に感じたくて、実現してうれし~!!」と通路をフロートで移動した感想を述べたほか、「今年も西武ドームにたつことができて本当に夢みたいです。あれから1年以上が過ぎ、7月7日にニューアルバム発売。そして私が卓球部にはいるきっかけになった「とんねるずのみなさんのおかげでしたの『食わず嫌い王』に出演させていただきました」と昨年の西武ドームライブからの1年間を振り返った。

 ステージに戻った水樹さんは、花道を移動しながら“夏恋模様”“ray of change”“リプレイマシン -custom-”の3曲を歌いステージから一時姿を消した。
 ステージに水樹さんの姿はなくともファンにとってはおなじみとなっているライブスタッフたちがステージを盛り上げる。先程のチェリーボーイズに代わって、この場を繋ぐのはダンサー チームヨーダによるパフォーマンス。彼女たちの紹介は、矢印にあわせてステップを踏む音楽ゲーム風のVTRを使って行なわれた。
 そしてVTRのラストに水樹さんが登場するとステージにも、衣装をチェンジした水樹さんが姿を現して、12曲目“POWER GATE”を披露した。
 “POWER GATE”を歌い終わった水樹さんが「公約を守りまして、キュアブロッサムの格好をしたということは……あの曲をやっちゃおうかと思います」というと、ステージには、キュアサンシャインをイメージしたかのような黄色い衣装を着た子供ダンサーHキッズが登場。さらに、水樹さんの「よい子もいっぱいいるということで」の声にあわせてスペシャルゲストのキュアブロッサムとキュアマリンの2人もステージ上で13曲目の“ハートキャッチ☆パラダイス”を披露した。

 その後は、“DISCOTHEQUE”“NEXT ARCADIA”“ETERNAL BLAZE”“BE READY!”などを歌いきり、自身が作詞を行なった“Silent Bible”でステージを閉じた。
 また、途中のトークの中で、“NANA CLIPS”の新作発売が決定という情報や、その特典映像にコマ劇場の完全版を収録することが決まっていることなどが発表された。

 アンコールでは、白のショートパンツにライブTシャツ(赤)に着替えた水樹さんが、“恋の抑止力-type EXCITER-”“Dancing in the velvet moon”“Astrogation”“星空と月と花火の下”の4曲を熱唱。真夏の夜の夢のような3時間半以上に渡った「NANA MIZUKI LIVE GAMES 2010 RED STAGE」は、これにて幕を下ろした。

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