9月15日、デジタルアーツは、自社製プロキシを搭載したアプライアンス「DigitalArts Secure Proxy Appliance」(デジタルアーツ・セキュア・プロキシ・アプライアンス)を発表。11月下旬から出荷を開始する。
DigitalArts Secure Proxy Applianceは独自に開発したプロキシと「IBM System x」を組み合わせたアプライアンス。キャッシュやACL(Access Control List)などのフィルタリングのほか、オプションで自社のWebフィルタリングソフト「i-FILTER」の利用や、代表的なアンチウイルスエンジンとの連携も可能だ。他社製品に対して約2.5倍のパフォーマンスが実証され、大規模な企業でも対応可能という。
ラインナップと価格は下表の通り。
Entry | Low-Mid | Mid-Hi | Hi | |
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対応ユーザー | ~500 | ~2000 | ~5000 | ~20000 |
CPU | 2コア | 4コア | 4コア | 6コア |
メモリ | 4GB | 8GB | 8GB | 12GB |
HDD | 500GB | 1TB | 1TB | 2TB |
価格 | 172万5000円 | 350万円 | 650万円 | 1550万円 |
デジタルアーツの市場参入により、事実上ブルーコート製品に占有されているWebプロキシ製品市場に選択肢が提供されることになる。