Air Naviの実力をチェック!
先代モデルでも好評だった、機能性や静電タッチパネルモニターなどを踏襲した「NV-U76VT」と「NV-U76V」。基本的にスタイリッシュな外見など、先代の良いところはそのままに、内部の性能をブラッシュアップしたモデルとなる。
最初に車両への取り付けだが、クレードルと吸盤が一体化したマウントは、小型だしワンタッチで装着できるのが便利。雲台の自由度が高いので、ラウンドした形状のダッシュボードでも容易に設置できるだろう。吸盤は、粘着性が高いので一度くっ付けたら外れる心配はほとんどない。吸着力が弱くなったら、水ですすげば粘着性が戻る。
モニターは、4.8インチあるが軽量なので、走行中に画面が揺れて見づらいといったこともなかった。このモデルから標準装備されたFM-VICSだが、アンテナをフロントウィンドウに貼る必要があり、ケーブルをAピラーに仕舞うことが推奨されている。なので、ピラーにエアバックが付いている車両は取り付ける際に注意が必要だ。
モニターは鏡のようにきれいな表面となっていて、ダッシュボード上に置いてみるとスタイリッシュでインテリアとのマッチングも良い。だがその反面、鏡面加工のように艶やかなため、映りこみがはげしい。モニター自体はWQVGA液晶を採用しているので見にくくないのだが、車内のものがどうしても反射してしまう。外の天気によっても映りこみの変化はあるのだが。また、タッチパネルを何度も触っているとモニターの指紋が気になってくるが、アクセサリーで設定されている低反射タイプの保護シートを貼れば軽減されると思われる。
操作性だが、8GBのフラッシュメモリーを内蔵しているので、データ量も豊富だし、動作は軽い。首都圏内の移動で目的地を検索したときは、数秒以内で2つの推奨ルートを含めた6種類のルートが表示された。これもまったくストレスないレベルといえる。
ルート案内だが、右左折時は、大通りの一般道なら道路上にある方面看板と同じデザインの案内板がモニターに映し出され、曲がる方向を指示しアシストしてくれる。都市高速の分かりづらい入り口などもリアルに再現されたイラストが表示されるので、迷うこともない。これは、複合的なインターチェンジなどでも同様の表示がでる。このおかげで、慣れていない道でも安心して通行できた。
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