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いま旬のビジネスPC 第12回

コストパフォーマンスの高さも魅力

タブレットPC「HP EliteBook 2740p」を試す

2010年06月28日 09時00分更新

文● 花茂未来/インサイトイメージ

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良好な打鍵感のキーボード

 2740pには、キーボードと本体の間に防水シートが挟まれている。そこで気になるのがキーボードの打鍵感だ。実際に利用してみると、剛性の高さがしっかり感じられる作りで、入力していて気持ちよい。裏に防水シートではなく鉄板でも仕込んであるのではと思ったほどだ。また、極端にキーピッチが狭いキーもない点も使い勝手の良さにつながっている。

2740pのキーボード

 キーボード中央に配置されたスティック型のポインティングデバイスもレスポンスがよく使いやすい。ただ、通常のマウスにおけるホイールに相当するボタンがなく、スクロース操作ができないのは残念だ。

 たとえばレノボ・ジャパンのThinkPadシリーズの多くは、キーボード下部(タッチパッド上部)に3つのボタンがあり、真ん中のボタンを押しながらスティック型ポインティングデバイスを上下に動かすとスクロール操作ができる。スクロール操作を行なう頻度は高いことを考えると、2740pでもこうした仕組みがぜひ欲しかったところだ。

ThinkPadのキーボードの一例

薄暗いところでキーボードを照らすライトも搭載

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