10月16日、ヤマハはギガビット対応ルータ「RTX1200」の機能向上を実現する新ファームウェアの公開を開始した。
機能強化は運用管理の負荷軽減をメインとしており、以下の機能強化が提供されている。
Luaスクリプトの実行環境を搭載
スクリプト言語「Lua」の実行環境を搭載。ルータのコマンドやSyslog関連の独自APIと組み合わせることで、ユーザーごとの使用環境に合わせた動作制御が可能になる。具体的には状態監視や解析、管理者へのメール送信、設定変更などのほか、複数の条件を組み合わせルーティングやフィルタリング設定を変更するといった高度な制御も実現するという。
ユーザー独自のカスタムGUI
ユーザーの権限ごとに必要な設定項目のみをまとめた、個別のGUIを表示できる。また、HTTP経由であらかじめ用意したコマンドを自動的に流し込むといった操作も容易に実現する。
初期設定ウィザードの強化
初期設定時にセキュリティを確保したインターネット接続を実現するためのウィザードが用意された。
モバイルインターネット接続端末の追加
NTTドコモ、イー・モバイル、インターネットイニシアティブ(IIJ)、日本通信、ソフトバンクモバイル、ウィルコムなど、新たに14機種のデータ通信端末に対応。合計22機種で、USB経由でのモバイルインターネット接続が可能になる。
ダウンロードはすでに開始されており、無償で利用できる。